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線分図・数直線の指導の系統
新学習指導要領では,子どもが算数の学習に「目的意識をもって主体的に取り組む」ことを重視し,4つの領域を横断する形で「算数的活動」を具体的に示しました。なかでも,「計算の意味や計算の仕方を,言葉,数,式,図を用いて考え,説明する活動」は,低学年から高学年にわたって繰り返し例示されており,極めて重要な活動として位置づけられています。
「計算の意味や計算の仕方」を考えたり説明したりするときに用いる図として,最も頻繁に用いられるものに線分図・数直線があり,教科書でも繰り返し登場します。しかし,線分図・数直線を自分でかいたり操作したりして考えられる子どもは意外に少ないようです。線分図・数直線は,自然にかけるようになるものではなく,そこには系統的な指導が必要となります。
そこで,本資料では,線分図・数直線がどのような系統で登場するのかを,平成23年度から使用される教科書『小学算数』をもとに解説します。線分図・数直線を活用して,子どもたちが自らの力で計算の意味や計算の仕方を考えられるようになることを,そして算数の学習を創り上げていく楽しさをもっと実感できるようになることを願っております。
(2010.5 編集部)




