教育情報誌 学びのチカラ e-na!! vol.5 (小学校版)
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いいね!便利だね!いいね!便利だね!(Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology)(Computer Based Testing)【参考文献】文部科学省ウェブサイト「MEXCBTの活用事例の紹介」https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/mext_00001.htmlコンピュータ上で実施される試験の進捗状況を確認することができます。MEXCBTを活用した現場からの声(一部抜粋)紙に掲載されている平面的な図形ではイメージしづらい子どもがいることを考えて、三角形の頂点が動く様子など、動画を活用して作成した。文部科学省のウェブサイトでは、MEXCBTの活用事例が掲載されています。26 MEXCBTは、その名称の通り、文部科学省によって開発された、オンライン上で学習・アセスメントができるCBTシステムのことです。国や地方自治体などの公的機関が作成した問題を活用して、日々の授業や家庭学習をはじめ、全国学力・学習状況調査など、幅広い用途での活用が推進されています。 MEXCBTは、学校設置者が文部科学省へ「利用申込」をすることで、学校設置者や学校が無償で活用することが可能です。・音声を記録する、動画を見て解答するなど、「CBTならでは」の特性を生かして問題を解くことができます。動画を活用したり、イラストがカラーで表示されたりするものがあったりしたため、子どもの学習の意欲が高まった。・オンラインで自動採点できるシステムのため、印刷や採点の手間が省け、業務効率化につながります。・テスト作成サイトでは、MEXCBTに搭載するための独自問題を作成することが可能です。教材として活用することもできます。・家庭学習の課題として活用できます。日々の各学年の課題や長期休業中、臨時休校期間中の課題として活用した。課題の正答率もそうだが、MEXCBTの利用状況をリアルタイムで確認できる良さがある。 CBT知っておくと役立つ、基本的なICT教育関連の言葉をわかりやすく解説します。(2)家庭学習MEXT文部科学省MEXCBT(メクビット)MEXCBT × 日々の学習(例)(1)教材づくり・自作教材をMEXCBTに搭載して、授業中に使うことができます。MEXCBTでできること/メリット先生児童・生徒・問題を解くと自動採点されるため、自・学習eポータルと組み合わせながら、児童・生徒の学習分自身の理解度や課題などをすぐに確認することができます。MEXCBT(メクビット)MEXCBTとは 「MEXCBT(メクビット)」の名称は、開発主体であるMEXT(文部科学省)とCBT(コンピュータ上で実施される試験)を組み合わせた言葉に由来します。いまさら聞けない!? ICT教育関連用語

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