「小学教科通信」特別号
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本号の<特集>に関する国語,書写,社会,理科,生活,英語の記事につきましては,弊社ウェブサイト内の「小学教科通信 特別号」コロナ禍における海外教育事情レポート コロナ禍におけるオランダとニュージーランドの小学校や子どもたちの様子について,レポートをお届けします。オランダではコロナ禍に素早く対応し,すぐに自宅学習の体制が整えられました。多くの小学校でMicrosoft Teamsを活用したホームルームがスタートしました。ニュージーランド・ハミルトン市の子どもたちが取り組んでいたのは,教科的な課題ではなく「想像力を形にする」という教育方針に基づいた自由課題。その内容は「アート」や「キッチンでできること」など多岐にわたります。困難な状況でも,学校も子どもも工夫しながら柔軟に対応していたようです。 4月,新一年生は学校生活に胸を躍らせ,新たな門出を祝福されるはずでした。しかし突然の臨時休校により,学校に行けない日々が続いていました。 そこで,教師たちは彼らの学習支援はもちろん,小学校生活が楽しみになるような工夫を凝らしました。努力の甲斐あって,子どもたちはなかなか会えなかった友達ともすぐ仲よくなり,一つのクラスにまとまっていきました。 今後このようなことが起きないことを祈りつつも,備えあれば憂いなし!永野むつみ先生から学ぶ教師の支援方法の数々,必見です! 新型コロナウイルスの流行により,本校は2020年3月から6月中旬までの約3か月半の間が休校となりました。そこで,昨年から導入されたタブレット端末や学校のポータルサイト,アプリなどを利用したオンデマンド授業を行いました。筆者は毎回の授業で試行錯誤を重ね,単なる宿題に留まらない,授業としての効果が期待できる方法を探りました。本稿では,6年生で行った理科授業の実践の概略を報告し,今後の授業の在り方について考察しています。https://www.kyoiku-shuppan.co.jp/tsushin/index.htmlにてお読みいただくことができます。理科英語倉田 直子(オランダ在住ライター/海外書き人クラブ)りん みゆき(ニュージーランド在住ライター/海外書き人クラブ)生活課題に取り組んでいる,ニュージーランド・ハミルトン市の小学生。コロナ禍の1年生への対応江東区立大島南央小学校主幹教諭 永野 むつみコロナ禍における理科の授業実践あいばひろあき慶應義塾幼稚舎教諭 相場 博明ながのくらたなおこ15ウェブサイト掲載教科のご案内特集 コロナ禍を生きる

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