地理(p.76) 歴史(p.289) 公民(p.192) ほか社会社会「歴史を変えた決断」「まだ食べられるのに」 ほか道徳道徳Design in Our LifeFree the Children ほか英語英語降雨・降雪の恩恵3R ほか理科理科1年p.124-1252年p.22-233年p.1112年p.313年p.3152年p.218-219地理p.76歴史p.289公民p.19276◦第2章 世界の諸地域 ─ ②ヨーロッパ州51015 ヨーロッパでは,再生可能エネルギーを使った発電が盛さかんです。特に,原子力発電の縮しゅく小しょうや段だん階かい的な廃はい止しを決めた国では,こうした再生可能エネルギーによる電力の確保が重要となっています。3 酸性雨による森林の被ひ害がい(2013年 ドイツ)2 太陽光発電の施設(2007年 スペイン)1 海上の 風力発電の施し設せつ (2001年 デンマーク)風力発電や太陽光発電は,どのような場所で行われているのだろう。4 自転車専せん用よう レーンを 利用する市民 (2014年 オランダ)世界でも早い時期から近代工業が発達したヨーロッパでは,すでに19世紀から大気汚お染せんや水質汚染が問題となっていました。さらに,工場や自動車から排はい出しゅつされた有害物質が原因となって酸性雨が発生し,森林が枯かれてしまったり,湖や河川の水質が悪化したりするなど,大きな被ひ害がいが引き起こされてきました。そのため,ヨーロッパでは環境問題に対する関心が高く,地球温おん暖だん化かが進むとともに,二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスを減らす対たい策さくがとられてきました。例えばオランダでは,排出ガスを削さく減げんするために自動車の利用を減らし,自転車の利用を増やすため専用道路や駐ちゅう輪りん場じょうの整備を進めています。また,リサイクルの徹てっ底ていにより廃はい棄き物ぶつを少なくする努力も続けられています。石炭・石油などの化石燃料を使う火力発電は,発電時に多くのCO2を排出するという欠点があります。そのため,CO2の排出量が少ないとされている原子力発電が各国で推すい進しんされてきました。しかし,1986年にウクラ34環境問題への関心の高まり発電方式の見直しp.287p.287p.285持続可能な社会づくり ▶環かん境きょう対策と再生可能エネルギー5ヨーロッパでは,環境に優やさしいエネルギーを確保するために,どのような工く夫ふうをしているのだろうか。学習課題目標7,11,13目標12目標6目標1,3,4,8,10,16,17目標3,6,9,17目標全般目標7,11,13,14,15目標12目標10,1615SDGsの視点で
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