肺の中では,取り入れた空気を肺のすみずみに送るために,気管支がさらに細かく枝分かれして広がっています。気管支のいちばん先は直径が0.1mmほどで,肺ほうとよばれる小さなふくろがブドウの実のようについています。肺の中には肺ほうが約6億個もあります。肺ほうの表面は,あみの目のように細かく枝分かれした血管におおわれていて,ここで空気中の必要な成分を血液中に取り入れ,不要なものを空気中に出します。 では,肺ほうでのやりとりを見てみましょう。 < 前へ 次へ >