〔2〕 自然と共存した街づくりを進める一環として
![]() 効果的な自然の残し方 自然が孤立化している現代の日本の市街地において、学区ごとに適度な距離で分散している学校に学校ビオトープをつくることは、自然と共生した街づくりに向けて大いに貢献することにつながる。野鳥や飛翔性の昆虫などが、学校ビオトープを中継地として、さらに移動していく手助けができるからである。 また、学校ビオトープを訪れる可能性がある生きものの中には、シベリヤから渡ってくるジョウビタキやツグミなどがいる。冬場にこうした野鳥を見つけた時には、子どもたちに学校ビオトープが世界とつながり、世界の自然生態系を支えることにも関わっていることを考えさせたい。
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