第4学年−「ヘチマ」から「総合的な学習の時間」へ− (2) ヘチマの実を利用した活動
秋にヘチマの実が大きくなったら,実を切って種子の様子を観察するだけでなく,次のような活動を試みてはいかがでしょうか。 <1> ヘチマのたわし作り
すっかり熟したヘチマの実を,日なたで数日間水に浸し,皮や果
肉を腐らせます。果肉が腐ったら,皮をむき,繊維を残して乾かします。
<2> ヘチマ水を利用したあぶり出し
ヘチマの茎を地上50cmくらいのところで切り,
ペットボトルに差し込んでおくと, 一晩で1リットルほどのヘチマ水がとれます。このヘチマ水を利用して「あぶり出し」をすると,水と違うことがわかります。
<3> ヘチマの種子のプレゼント 一つのヘチマの実から,
300 個もの種子がとれたとき, 子どもたちは大変驚きます。同時に, これらの種子の保存にも意識が向けられます。その種子を,
いくつか3年生に分けてあげましょう。育て方の解説書を付けてあげるようにすれば,この学習の振り返りにもなります。
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