8月12〜13日をピークに流星がたくさん流れます。(といっても2001年のしし座流星群のようにはいかないと思いますが。)多いときには1時間に30個くらい見られることでしょう。なかには明るく早い流星もあり,流れたあとに「流星痕」という飛行機雲のようなものが見えるものもあります。流星が流れたあとを逆にたどっていくと,ペルセウス座(秋の星座で紹介します)のある場所(輻射点)に行き当たります。その場所から飛び出してくるように見えるので,ペルセウス座流星群といいます。
このような群流星のほかに,散在流星といって,いつどこから流れるかわからない流星も1時間に5個ぐらいは見られるので,ボーッと夜空を見ているだけでも楽しいものがあります。
この流星を見るだけでも楽しいのですが,写真に撮ってみませんか。シャッターを開きっぱなしにして距離は無限遠,なるべく明るいレンズを使って挑戦しましょう。フイルムは高感度のものがよいでしょう。ですので,逆に露出の時間はそれほど長くはとれません。あとは運次第です。明るい流星が流れたらラッキーですが,暗い流星は,目には見えても光っている時間が短いので,なかなか写真には写りません。それでも1枚でも写っていると,すごく嬉しくなるものです。
|
|