オナガガモ【カモ科（か）】

見（み）られるきせつ

秋（あき）〜冬（ふゆ）〜春（はる）《冬（ふゆ）鳥（どり）》
見（み）られる場（ば）しょ

みずうみ、ぬま、川（かわ）、海（かい）がん、公（こう）園（えん）の池（いけ）
大（おお）きさ

めす 53cm（センチメートル）

おす 75cm（センチメートル）ぐらい
（くちばしの先（さき）から尾（お）羽（ばね）の先（さき）まで）
食（た）べもの

たね、水（みず）草（くさ）、こん虫（ちゅう）、エビなど
鳴（な）き声（ごえ）

プルッー、プルッー

体（からだ）のつくり
- ・9月（がつ）ごろは、めすもおすも同（おな）じような羽（はね）の色（いろ）をしているが、冬（ふゆ）になるにつれて、おすの羽（はね）の色（いろ）がかわってくる。
- ・おすはチョコレート色（いろ）の頭（あたま）で、むねの白（しろ）い色（いろ）が目（め）だつ。中（ちゅう）おう2まいの尾（お）羽（ばね）が長（なが）くのびていて、これが名（な）前（まえ）のもとになっている。一（いっ）方（ぽう）、めすはぜんしんが黒（くろ）っぽい茶（ちゃ）色（いろ）をしている。
そだちやくらし
- ・秋（あき）になると、日（に）本（ほん）にわたってきて、冬（ふゆ）をこす。
- ・つがいになると、巣（す）の場（ば）しょをさがしはじめる。
  巣（す）は、水（みず）べから数（すう）km（キロメートル）はなれた、かわいた場（ば）しょが多（おお）い。
- ・1日（にち）1こずつたまごをうみ、ぜんぶでだいたい9こぐらいうむ。
- ・子（こ）がかえるまでのおよそ21日（にち）間（かん）、めすがたまごをあたためる。
- ・水（すい）めんにうかんだ食（た）べものだけでなく、さか立（だ）ちして長（なが）い首（くび）をのばし、水（みず）の中（なか）の食（た）べものも食（た）べる。
- ・都（と）市（し）公（こう）園（えん）の池（いけ）や、水（みず）鳥（どり）のえづけをしているみずうみやぬまなどに多（おお）くいる。
- ・春（はる）になると、日（に）本（ほん）をはなれて、すずしい北（きた）の国（くに）へとわたっていく。