ナガコガネグモ【コガネグモ科（か）】

せい虫（ちゅう）が見（み）られるきせつ

夏（なつ）〜秋（あき）（8〜10月（がつ））
見（み）られる場（ば）しょ

草（そう）原（げん）や林（はやし）、水（すい）田（でん）など
大（おお）きさ

めす 18〜25mm（ミリメートル）、
おす 6〜10mm（ミリメートル）
（頭（あたま）の先（さき）からはらの先（さき）まで）
食（た）べもの

せい虫（ちゅう）：こん虫（ちゅう）

よう虫（ちゅう）：こん虫（ちゅう）

体（からだ）のつくり
- ・めすのせい虫（ちゅう）は、ぜん体（たい）てきに白（しろ）っぽく、頭（あたま）とむねが分（わ）かれていない。
  はらには黄（き）色（いろ）と黒（くろ）の細（こま）かいしまもようがある。あしは、8本（ぽん）あり、細（ほそ）長（なが）く、はい色（いろ）で黒（くろ）いもようがある。
- ・おすのせい虫（ちゅう）は、めすのせい虫（ちゅう）よりも小（ちい）さくて、もようがはっきりしない。
- ・たまごは、黄（き）色（いろ）くて、大（おお）きさは1mm（ミリメートル）にみたない。丸（まる）い玉（たま）のような形（かたち）をしている。
- ・よう虫（ちゅう）は、せい虫（ちゅう）と同（おな）じような体（からだ）のつくりをしていて、もようがはっきりしない。
そだちやくらし
- ・9〜10月（がつ）、めすが茶（ちゃ）色（いろ）のつぼがたのらんのうを作（つく）って、らんのうの中（なか）に1000こ近（ちか）いたまごをうむ。そのあと1か月（げつ）ぐらいすると、たまごからよう虫（ちゅう）がかえり、よう虫（ちゅう）は、らんのうの中（なか）で冬（ふゆ）をこす。つぎの年（とし）の春（はる）に、らんのうからよう虫（ちゅう）が出（で）てきて、やがてせい虫（ちゅう）になる。
- ・せい虫（ちゅう）が見（み）られるのは8〜10月（がつ）ごろ。
  草（そう）原（げん）や林（はやし）のまわり、水（すい）田（でん）などの草（くさ）間（ま）に丸（まる）いあみをはっているすがたが見（み）られる。