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教育研究所
書評:小島宏の気になる1冊その906
「2018新任管理職必読!学校管理職の仕事」(小学館 総合教育技術2018年4月号 特別付録)
友人のYさんとUさんが,この4月から校長としてそれぞれW小学校とS小学校に赴任した。あれこれ相談を受けたが,ずいぶん前のことで詳しくは記憶していない上に,現在の時代的背景もわからず「ありきたり」の「一般論」しか伝えられなかった。
ところが,本書「特別付録」を見て,「これだ!」ということで,早速,二人に紹介(コピーは著作権に触れるので)した。
内容は,小学校編「重点キーワード1~9の解説」「4月の学校経営(学校経営の基本方針の作成と周知)」「5月の学校経営(組織作りと学校運営)」「6月の学校経営(保護者・地域との連携)」「7月の学校経営(教育評価)」「8月の学校経営(人材育成)」「9月の学校経営(教育活動の再点検)」「10月の学校経営(学校経営計画の見直し)」「11月の学校経営(社会に開かれた教育課程)」「12月の学校経営(教職員事故)」「1月の学校経営(学校評価)」「2月の学校経営(教育課程編成)」「3月の学校経営(卒業式,次年度構想)」,中学校編「重点キーワード1~9の解説」「4月の学校経営(校長のリーダーシップ)」「5月の学校経営(教職員の目的意識)」「6月の学校経営(危機管理)」「7月の学校経営(生徒の健康づくり)」「8月の学校経営(防災意識)」「9月の学校経営(教育相談・いじめ)」「10月の学校経営(教職員の目標管理)」「11月の学校経営(学校評価)」「12月の学校経営(自己啓発)」「1月の学校経営(校務文章の見直し)」「2月の学校経営(経営計画の評価)」「3月の学校経営(学校経営の成果と課題)」と,初任校長の参考になる情報がぎっしり詰まっている。
これらを真似るのではなく,自分流の「校長職」を「教職員を意欲付け」「子供のためになる質の高い教育活動展開する」ために役立てたい。