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教育研究所

書評:小島宏の気になる1冊その936

「月刊ジュニアアエラ2018年5月号」 (朝日新聞出版 定価:500円)


 JuniorAERAと言うだけあって,小学校高学年から中学生を対象としたニュースマガジンである。我が家では,小6と中3の孫がペラペラ読みをしている。

 まず,本誌を順に読んでいくと,大阪なおみ初優勝,福島第一原発廃炉計画の今,公文書改ざんは何が問題か,世界で長期政権が流行中,銃を規制して!高校生が立ち上がった,学校に制服があるのはなぜか?ブラックバイトと,今世間をにぎわしている話題が簡潔に解説されている。後期高齢者のジージとバーバにもわかりやすくて好評である。

 特集は,「プログラミングを楽しもう!」で,NPO法人みんなのコード代表利根川祐太監修で,「4人の小中学生の作成した作品紹介」,「生活の中のプログラミングの紹介」,「パソコンやタブレットを使ったプログラミングの体験」,「プログラミングの楽しみ方」が写真と分かりやす説明で紹介されている。これから,学校でもプログラミング教育が始まるので参考になる。

 その他,「3つのヒントで謎を解け!夢が広がるお仕事クイズ」,「SexyZoneのスクールサバイル佐藤勝利くん」,「子どもの地球ナビ・マレーシアの女の子」,「サイエンスジュニアエラ・サルのクローン誕生」,「ブックウエーブ・いしいしんじさんの私の3冊」,「スペシャルインタビューKing&Prince」,「コリゴリ博士と読む3月のニュース」等,楽しいニュースがたくさん詰まっている。