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教育研究所
書評:小島宏の気になる1冊その308
小池教育研究所企画編集「秀言百選」(株式会社アプリス非売品06-6373-1539)
本書は,学校教育に係わる学校法人の理事長,幼稚園の園長,小・中・高校・特別支援学校の校長,塾長と共に味わいたい言葉集として発行したものである。
・「言葉それは魂の響きである」ワーズワース(17780~1850)英のロマンス派詩人。
・「春風をもって人に接し,集草をもって自ら粛む(つつしむ)」佐藤一斎(1772~1859)美濃国岩村藩出身。儒学者。
・「言志四録」は西郷隆盛の愛読書。
・「あきらめない奴には誰も勝てないんだ」ベーブ・ルース(1895~1948)「野球の神様」米球界のスーパー・ヒーロー。背番号「3」は永久欠番。
・「保健室に生徒がたむろする学校に明るい未来はありません」小池孝子(1945~)小池教育研究所共同代表。元高校教諭。
・「施して報を願わず受けて恩を忘れず」大隈重信(1836~1922)肥前国生まれ。政治家,教育者。早稲田大学創設者。
などなど,100の秀言が端的に紹介されている。感想・解説は無用にする。編者の「先生方相手に言葉の重要性及び効能をくどくど述べる必要はないであろう。何かしらお役に立てば幸いである。」は,至言なる故。