金子健治先生のリコーダー講座
第1回リコーダーで遊ぼう
1.リコーダーについて
2.ミの音を吹く
3.「レ」と「ド」の音に挑戦
4.音を真似しよう
5.練習曲マンハッタンな気分
6.音がかすれたら?
第2回いい音さがそう
第3回
第4回左手の登場
第5回ゆったりたっぷり低い音
第6回みんなで吹けば楽しさ100倍
第1回 リコーダーで遊ぼう 〜アルト・リコーダー編〜 ソプラノ・リコーダー編 アルト・リコーダー編
リコーダーについて
大昔から世界中の人々は「ふえ」と共に生きてきました。悲しいとき,うれしいとき,ことばにできない気持ちを「ふえ」の音に託したのでしょう。
リコーダーはこの長い歴史の中からヨーロッパで生まれました。
大小8種類ものリコーダーが作られ,合奏を楽しんでいたルネッサンス時代。他の楽器と一緒に様々な編成の中で演奏されたバロック時代。そして現代では,世界のあらゆるジャンルの音楽の中で華々しく活躍しています。


※各部の名称などは教科書の表記に準拠しています。
※この講座ではアルト・リコーダーの楽譜を実音で表記しています。

第1回目の今回は,初めてリコーダーを手にする人にも簡単にできる指使いと,舌(タン)を使ってお話しする,タンギングを練習します。これだけで,いろいろな遊びができますよ。
 
構え方
指には「指番号」,リコーダーには指穴番号があり,それぞれ対応しています。
指使いを覚えるときにこの番号を使うと便利です。

(例)「ミ」→左手の親指と人差し指を使うので「0」「1」