キンクロハジロ
【カモ科】

しょうかい
- ①見られる季節
- 秋〜冬〜春《冬鳥》
- ②見られる場所
- 湖、ぬま、川、海岸、公園の池
- ③大きさ
- 40 cm(くちばしの先からお羽の先まで)
- ④食べ物
- 貝、魚、こん虫、エビ、たね、水草など
- ⑤鳴き声
- フィー、クックックッ
体のつくり
- おすは、全身が黒く、頭に長い「かざり羽」がある。目が金色で、黒いつばさを広げたときに白い帯のもようがあることから、名前がついた。わかい鳥は「かざり羽」が短い。
- めすは、全身が黒っぽい茶色で、「かざり羽」がおすよりも少し短い。おすと同じように、目が金色をしている。
- 水中で泳ぎやすいように、あしが体の後ろの方についている。
育ちやくらし
- 冬になると、日本にわたってきて、冬をこす。都会の池でも見られる。北海道では、巣を作って、子を育てるものも少しいる。
- 水辺の草地などで、かたまって巣を作る。めすは、ほかの巣にたまごを産むことがある。これを「たくらん」という。
- うす緑色のたまごを 7 〜 10 こ産む。
- めすは、たまごから子がかえるまでの 24 〜 25 日間、たまごをあたためる。
- 子は、たまごからかえったあと、50 〜 55 日ぐらいで飛び始める。
- 飛び立つときには、水面で助走する。
- 川や池の中に 15 秒ほどもぐって、川や池の底にいる貝や水草などをとって食べる。