アゲハ(ナミアゲハ)
【アゲハチョウ科】



しょうかい
- ①成虫が見られる季節
- 春~夏~秋( 4 ~ 10 月)
- ②見られる場所
- 平地の草地や人家、里山
- ③大きさ
- 40 ~ 60 mm(前ばねのつけ根から先まで)
- ④食べ物
- 成虫:花のみつ
よう虫:ミカンやカラタチ、サンショウなどのミカン科の植物の葉 - ⑤鳴き声
- (鳴かない)
体のつくり
- 成虫は、全体がうすい黄色と黒で、後ろばねに青やオレンジ色のもようがある。
- 春に見られる成虫よりも、夏に見られる成虫のほうが大きい。
- アゲハとキアゲハの成虫はよくにている。アゲハは前ばねのつけ根がしまもようになっているが、キアゲハは黒くなっている。
- たまごは、うすい黄色で、大きさが 1 mm ぐらいの丸い玉のような形をしている。
- よう虫は、 4 れいよう虫までは鳥のふんのような黒っぽいまだらもようで、終れいよう虫はあしの上部に白い点々があるあざやかな緑色になる。
- さなぎは、だいたい 3 cm ぐらいで、さなぎになる場所や季節などによって、緑色になったり、茶色になったりする。
育ちやくらし
- たまごはミカンやカラタチ、サンショウなどに産みつけられて、たまごからかえったよう虫はそれらの葉を食べる。1 れいよう虫は 4 回皮をぬいで終れいよう虫になったあと、さなぎになり、成虫になる。
- 秋にたまごからかえったよう虫は、多くがさなぎのすがたで冬をこして、春に成虫になる。
- 成虫が見られるのは 4 ~ 10 月ごろ。公園や畑などの近くでよく見られ、花のみつをすう。
- よう虫は、身を守るためにオレンジ色のくさい角を出すことがある。