ヘイケボタル
【ホタル科】

しょうかい
- ①成虫が見られる季節
- 夏( 6 ~ 8 月)
- ②見られる場所
- 水田や池、ぬまなど
- ③大きさ
- 7 ~ 10 mm(頭の先からはらの先まで)
- ④食べ物
- 成虫:何も食べない
よう虫:カワニナ、ヒメタニシ、モノアラガイ、サカマキガイなど - ⑤鳴き声
- (鳴かない)
体のつくり
- 成虫は、体が平たくて細長い。全体的に黒いが、むねの部分は赤くて、太くて黒いたてのすじがある。
- たまごは、うすい黄色で、大きさは 1 mm に満たない。丸い玉のような形をしている。
- よう虫は、黒っぽくて、細長い形をしている。体の横には、とげのようなものがならんでいる。終れいよう虫の大きさは 20 mm ぐらいになる。
- さなぎは、体が細長くて、うすい茶色をしている。
育ちやくらし
- 夏、50 ~ 100 このたまごが水辺に産みつけられる。たまごからかえったよう虫は、まき貝などを食べて、水中で冬をこしながら、合計 4 回皮をぬいで大きくなる。次の年の春に、終れいよう虫は、水辺のしめった場所を求めて陸に上がり、土の中にもぐってさなぎになる。さなぎは、20 ~ 40 日間で成虫になって、成虫が土の中から出てくる。
- 成虫が見られるのは 6 ~ 8 月ごろ。水田や池、ぬまなどの水辺にいて、昼間はあまり活動しない。夜になると、はらの先を光らせながら飛びかうすがたが見られる。