カブトムシ
【コガネムシ科】



しょうかい
- ①成虫が見られる季節
- 夏( 6 ~ 8 月)
- ②見られる場所
- クヌギのある林など
- ③大きさ
- 32 ~ 53 mm(頭の先からはらの先まで、角をのぞく)
- ④食べ物
- 成虫:クヌギなどのじゅえき、くさった果物
よう虫:たいひなどのくさった植物 - ⑤鳴き声
- (鳴かない)
体のつくり
- 成虫は、全体的に大きくてずんぐりしている。おすには、頭に大きい角があり、ふつう先が4つに分かれている。また、むねにも2つに分かれた小さい角がある。めすには、角がない。おすは体が黒っぽいか赤茶色っぽい。めすは体が茶色っぽくて、全体に短い毛が生えている。おすもめすも、あしにはじょうぶなかぎづめがある。
- たまごは、白くて、初めは大きさが 3 mm ぐらいの少し細長い形をしているが、時間がたつと大きさが 5 mm ぐらいになって丸くなる。
- よう虫は、白くて、頭が茶色をしている。体がC字形に曲がり、体の横に茶色の点がならぶ。1 れいよう虫の大きさは 10 mm に満たないが、終れいよう虫の大きさは 100 mm ぐらいになる。
- さなぎは、茶色で、はねの短い成虫のような形をしている。おすには角ができている。
育ちやくらし
- 夏に、たまごが土の中に産みつけられる。たまごからかえったよう虫は、たいひなどのくさった植物を食べ、2 回皮をぬいで終れいよう虫になり、終れいよう虫のすがたで冬をこす。冬をこした終れいよう虫は、春になると、土の中でさなぎになり、成虫になってしばらくして、土の中から出てくる。
- 成虫が見られるのは 6 ~ 8 月ごろ。クヌギのある林などにいて、昼間はあまり活動しない。夜になると、クヌギやコナラなどのじゅえきに集まる。