キアゲハ
【アゲハチョウ科】
しょうかい
- ①成虫が見られる季節
- 春~夏~秋( 3 ~ 10 月)
- ②見られる場所
- 平地の草地や人家、高山の草原
- ③大きさ
- 40 ~ 65 mm(前ばねのつけ根から先まで)
- ④食べ物
- 成虫:花のみつ
よう虫:ニンジンやパセリ、ハナウドなどの葉 - ⑤鳴き声
- (鳴かない)
体のつくり
- 成虫は、全体が黄色と黒で、後ろばねに青やオレンジ色のもようがある。
- 春に見られる成虫よりも、夏に見られる成虫のほうが大きい。
- アゲハとキアゲハの成虫はよくにている。アゲハは前ばねのつけ根がしまもようになっているが、キアゲハは黒くなっている。
- たまごは、うすい黄色で、大きさが 1 mmぐらいの丸い玉のような形をしている。
- よう虫は、3れいよう虫までは鳥のふんのような黒っぽいまだらもようで、4 れいよう虫は白い地に黄色と黒のもようのあるすがたになり、終れいよう虫は黄緑色と黒のしまもようになる。
- さなぎは、だいたい 3 cm ぐらいで、さなぎになる場所や季節などによって、緑色になったり、茶色になったりする。
育ちやくらし
- たまごはニンジンやセロリなどに産みつけられて、たまごからかえったよう虫はそれらの葉を食べる。1 れいよう虫は 4 回皮をぬいで終れいよう虫になったあと、さなぎになり、成虫になる。
- 秋にたまごからかえったよう虫は、多くがさなぎのすがたで冬をこして、春に成虫になる。
- 成虫が見られるのは 3 ~ 10 月ごろ。平地から高地までの明るい草原でよく見られ、花のみつをすう。
- よう虫は、身を守るためにオレンジ色のくさい角を出すことがある。