ムネアカオオアリ
【アリ科】

しょうかい
- ①成虫が見られる季節
- 春~秋( 5 ~ 10 月)
- ②見られる場所
- 山地の林
- ③大きさ
- 働きアリ 8 ~ 12 mm(頭の先からはらの先まで)
- ④食べ物
- 成虫:小動物の死がいや植物のたねなど
よう虫:女王アリや働きアリからもらうえさ - ⑤鳴き声
- (鳴かない)
体のつくり
- 働きアリの成虫は、頭とはらの部分が黒く、むねの部分が赤い。はらとむねの間が大きくくびれていて、その間に小さい出っぱりがある。
- たまごは、黄色っぽくて、大きさは 1 ~ 2 mm ぐらい。細長い形をしている。
- よう虫は、細長い形をしていて、頭の方がかぎ形に曲がっている。色は白っぽい。
- まゆは、細長い形で白っぽい。
育ちやくらし
- 5 ~ 6 月、女王アリが、かれ木などの中に巣を作って、巣の中でたまごを産み始める。たまごからかえった最初のよう虫は、女王アリから食べ物をもらって、何回か皮をぬいで大きくなる。終れいよう虫は、口から糸を出してまゆを作り、まゆの中でさなぎになる。さなぎから成虫になると、巣の外に出て、働きアリとして、食べ物を巣に運んで女王アリやよう虫の世話をするようになる。
- 成虫が見られるのは 5 ~ 10 月ごろ。かれ木やくち木の中に巣を作っていることが多く、山地で見られる。冬の間は、かれ木の中などでじっとしている。