ルリタテハ
【タテハチョウ科】

しょうかい
- ①成虫が見られる季節
- 春、夏〜秋( 3 〜 4 月、6 〜 10 月)
- ②見られる場所
- ぞうき林や公園
- ③大きさ
- 30 〜 40 mm(前ばねのつけ根から先まで)
- ④食べ物
- 成虫:クヌギなどのじゅえき、くさったくだもの
よう虫:サルトリイバラやホトトギスなどの葉 - ⑤鳴き声
- (鳴かない)
体のつくり
- 成虫は、はねの表は青味がかった黒で、あざやかな水色のもようがある。はねのうらは木の皮のように見える。6 本のあしのうち、頭に近い 2 本を体にそってたたんでいるので、ふだんはあしが 4 本に見える。
- たまごは、黄緑色や緑色で、大きさは 1 mm より少し小さい。丸い玉のような形をしていて、たてに 10 本ぐらいの白いすじがある。
- よう虫は、黒と黄色のもようや、黒とオレンジ色のもようで、えだ分かれして太く大きなとげがたくさんある。
- さなぎは、だいたい 3 cm ぐらいで、茶色をしている。
育ちやくらし
- たまごはサルトリイバラやホトトギスなどに産みつけられて、たまごからかえったよう虫はそれらの葉を食べる。1 れいよう虫は 4 回皮をぬいで終れいよう虫になったあと、さなぎになり、成虫になる。
- 多くが成虫のすがたで冬をこして、春になるとたまごを産む。
- 成虫が見られるのは、冬をこした 3 〜 4 月ごろと、春に産みつけられたたまごが育つ 6〜 10 月ごろ。ぞうき林や公園で見られ、クヌギなどのじゅえきに集まる。
- よう虫のとげは、ささりそうな感じがするが、さわってもいたくない。