ヒカンザクラ
【バラ科】


しょうかい
- ①花が見られる季節
- 冬~春(1 ~ 3 月)
- ②花の大きさ
- 1.5 ~ 2 cm
- ③葉の形
- ぎざぎざのあるたまご形
- ④全体の高さ
- 5 ~ 8 m
- ⑤見られる場所
- 学校・公園・庭・道路のわき (奄美大島~沖縄)
体のつくり
- 花は、こく明るい赤色で、花びらが 5 まいある。下向きに半分開いたじょうたいでさく。花はばらばらになって散るのではなく、そのまま落ちる。
- 葉は、やや細長いたまご形で先が細くとがっていて、ふちがぎざぎざしている。葉の根もとに「みつせん」とよばれる小さい出っぱりがある。
- 実は、たまご形で、じゅくすと赤くなる。
- 石垣島には自然にはえている場所があるが、そのほかの地域は、人によってうえられた。
- カンヒザクラともよばれる。
育ち
- さし木やつぎ木をしてふやす。冬から春に、葉が出る前に花をさかせる。花がさいたあとに実をつけ、やがて葉を落とす。
- 寒さに弱く、関東より南のちいきで育ちやすい。沖縄県では、サクラといったらヒカンザクラをさす。
- サクラの開花日をかんそくするための木は、多くのちいきは「ソメイヨシノ」だが、沖縄県では「ヒカンザクラ」である。