オオヤマザクラ
【バラ科】


しょうかい
- ①花が見られる季節
- 春( 4 ~ 5 月)
- ②花の大きさ
- 3 ~ 4.5 cm
- ③葉の形
- ぎざぎざのあるたまご形
- ④全体の高さ
- 18 ~ 20 m
- ⑤見られる場所
- 公園や道路のわきなど
(北海道、本州中部よりも北)
体のつくり
- 花は、うすい赤むらさき色で、花びらが 5 まいある。ソメイヨシノよりもこい色をしている。葉を広げるのとほぼ同時に花をさかせる。
- 葉は、 6 ~ 14 cmでやや広いたまご形で先がおっぽのように細くとがる。あつみがあり、ふちがぎざぎざしている。葉の根もとは赤むらさき色で、「みつせん」とよばれる小さい出っぱりが 2 つある。わかい葉は赤みをおび、夏のころは緑色になり、秋が深まると赤くなる。
- 実は、夏になると黒くじゅくす。大きさは 1 cm くらいで、丸い形をしている。
- エゾヤマザクラ、ベニヤマザクラともよばれる。
育ち
- さし木やつぎ木をしてふやす。春の終わりにかけて花をさかせ、花がさくのとほぼ同時に葉が出る。花がさいたあとに実をつけて、秋になると葉が色づく。葉を落として冬をこす。
- 寒さに強く、北海道では代表的なサクラである。
- サクラの開花日をかんそくするための木は、多くのちいきは「ソメイヨシノ」だが、北海道(稚内、旭川、網走、帯広、釧路)では「オオヤマザクラ」である。