セイヨウタンポポ
【キク科】



しょうかい
- ①花が見られる季節
- 春~秋( 3 ~ 10 月)
- ②花の大きさ
- 40 ~ 50 mm (花の集まりの大きさ)
- ③葉の形
- ぎざぎざした形
- ④全体の高さ
- 15 ~ 30 cm
- ⑤見られる場所
- 道ばた、野原
体のつくり
- 花は、黄色い。花びらのように見える 1 つ 1 つの小さい花がたくさん集まって、1 つの花のように見える。
- 葉は、細長くてぎざぎざしている。三角形を少しずらしながら重ねたような形をしている。
- くきは、短くて、根のすぐ上に少しだけある。花をつけているのはくきではなく、花茎とよばれるものである。
- 実は、茶色で、細長くて、小さなとげがついている。また、パラシュートのような白いわた毛がつく。
- タンポポには、ほかにカントウタンポポやカンサイタンポポなどがあるが、都会地の周りで見られるのは、ほとんどがセイヨウタンポポである。セイヨウタンポポは、明治時代に食用にさいばいしたものが野生化し、全国に広がった。花のつけ根の部分が外側に反り返っている。
育ち
- 春から秋までの間、たねから芽生える。花がさいたあとは、いったんしおれてたおれるが、ふたたび立ち上がり、実がじゅくしてわた毛がふくらむ。わた毛は、風で遠くまで飛ばされる。地面にはりつくように葉を広げて冬をこし、春になると花をさかせる。
- 明るくなると花を開き、暗くなると花をとじる。雨の日は、昼間でも花をとじている。