高こう層そう雲うん

提てい供きょう：荒あら木き 健けん太た郎ろう

しょうかい

①別べつ名
おぼろ雲ぐも
②略りゃく記き号ごう
As（Altostratus）
③高たかさ（高こう度ど）
2,000 m ～ 7,000 m［中ちゅう層そう雲うん］
④色いろ
灰はい色
⑤形けい状じょう
層そう状、シート状

特とくちょう

  • 高層雲は空そらの広ひろいはん囲いをおおうことが多おおく、日にっ中ちゅうでもうす暗ぐらくなり、太たい陽ようがかすんではっきりと見えない。この雲くもが月つきをかくすのが、おぼろ月づき夜よである。
  • 高層雲は少しょう量りょうの雨あめやみぞれ、雪ゆきを降ふらせることがある。また、高層雲が厚あつみを増まして乱らん層そう雲うんに変かわると、本ほん格かく的てきに雨や雪が降る。

もっとくわしく

  • 高層雲は、 暖あたたかい空くう気きがゆっくりと冷つめたい空くう気きの上うえにはい上あがっていくことで発はっ生せいする。
  • 厚みのある雲くものため、雲の上じょう部ぶは氷こおりのつぶ、真まん中なかは氷こおりのつぶと水すいてきが混まざり、下部かぶは大部分だいぶぶんが水てきでできている。
  • 高層雲は 1 年ねんを通とおして見られる。
  • 高層雲は温おん暖だん前ぜん線せんの前ぜん面めんに発生することが多く、高層雲が広がってくるということは、前ぜん線せんや温おん帯たい低てい気き圧あつが近ちかづいているということである。
  • 巻けん層雲そううんとちがい、暈かさ（ハロ）はできない。
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