ろうと雲ぐも

提てい供きょう：荒あら木き 健けん太た郎ろう

しょうかい

①別べつ名
―
②略りゃく記き号ごう
Tub（Tuba）
③高たかさ（高こう度ど）
2,000 ｍ以い下か
④色いろ
灰はい色 ～ 暗くらい灰色
⑤形けい状じょう
ろうと状、柱はしら状じょう

特とくちょう

  • ろうと雲は、たつ巻まきが発はっ生せいする直ちょく前ぜんや、たつ巻が発生している最さい中ちゅうに見みられる非ひ常じょうに危き険けんな雲くもである。この雲を見みたら、すぐにひ難なんする必ひつ要ようがある。
  • ろうと雲は、積せき乱らん雲うんや積せき雲うんの底そこから垂たれ下さがっている。

もっとくわしく

  • ろうと雲ぐもは、たつ巻の中ちゅう心しんの気き圧あつが急きゅう速そくに下さがり、周まわりの水すい蒸じょう気きが冷ひやされて水すいてきになることで発はっ生せいする。
  • 日に本ほんでは、たつ巻は夏なつから秋あきにかけて多おおく確かく認にんされている。これは、前ぜん線せんや台たい風ふうのえいきょうに加くわえ、大たい気きの状じょう態たいが不ふ安あん定ていになりやすい時じ期きであることが考かんがえられる。また、冬ふゆでも日本海かい側がわの海かい岸がん付ふ近きんの地ち域いきなどでは多く見られる。
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