積乱雲

しょうかい
- ①別名
- かみなり雲、らい雲
- ②略記号
- Cb(Cumulonimbus)
- ③高さ(高度)
- 地表面付近 ~ 雲の頭は12,000 m以上になることもある[垂直に発達する雲]
- ④色
- 雲の上部は白いが、底は非常に暗い灰色
- ⑤形状
- 巨大な建物のようにそびえ立つ
特ちょう
- 積乱雲は十種雲形の中で最も危険な雲である。短時間に大量の雨を降らせ、かみなりをともない、たつ巻などのとっ風が発生することもある。ただし、じゅ命は 30 分~ 1 時間程度と短い。
もっとくわしく
- 積乱雲は、下層と上層の気温差が大きいときや、下層に大量の水蒸気が流れこんだときに大気の状態が不安定となり、強い上しょう気流によって発生する。
- 積乱雲は夏によく見られる。また、冬の日本海側でも発生する。
- 積乱雲は、寒冷前線や閉そく前線付近に発生することがあるほか、暑い時期の午後には山沿いでよく見られる。