![]() 国内の学校ビオトープ ビオトープ(BIOTOPE)とは、「地域の野生の生きものの生息空間」を意味する。私たちの周りには、雑木林、池沼、河川、干潟など、野生の生きものがくらすさまざまなタイプのビオトープが存在する。 学校ビオトープは、本来のビオトープとは多少異なり、限られた敷地の中につくることが多いため、「地域のビオトープの見本園」という言い方が妥当だろう。しかし見本園といっても、生息条件さえ整えば、さまざまな生きものが学校敷地内に訪れる。春には茂みの中で野鳥が子育てをし、夏にはカブトムシが樹液を吸いに樹林に訪れるだろう。秋には赤トンボの大群が舞い、冬にはテントウムシなどの昆虫が冬越しをしている姿を見ることができるかもしれない。
←写真左 学校ビオトープの中で観察する子どもたち
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