中学校社会
Q1 「ワイマール憲法」関連の写真資料について
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質問
「ワイマール憲法」に関する写真資料には、何が写っているのですか?
回答
写真の後方に写っているのは、ドイツの小都市ワイマールにある「国民劇場」です。
1919年1月の総選挙によって選ばれた議員からなる国民議会は、2月6日、新憲法の制定を目的にこの国民劇場で開かれました。
ドイツ初の民主的な憲法であるドイツ共和国憲法は、同年7月31日に議決し、翌8月1日に公布され、開催場所にちなんで「ワイマール憲法」と呼ばれるようになりました。
この劇場を背に立つのは、文豪ゲーテと詩人シラーの巨大な銅像です。
18世紀末から19世紀初頭にかけて活躍した、ドイツ古典主義の二人の文豪の像の台座には、「祖国」と刻まれています。