中学校社会
Q1 「ワイマール憲法」関連の写真資料について-p.41
質問
「ワイマール憲法」に関する写真資料には,何が写っているのですか?
回答
写真の後方に写っているのは,ドイツの小都市ワイマールにある「国民劇場」です。
1919年1月の総選挙によって選ばれた議員からなる国民議会は,2月6日,新憲法の制定を目的にこの国民劇場で開かれました。
ドイツ初の民主的な憲法であるドイツ共和国憲法は,同年7月31日に議決し,翌8月1日に公布され,開催場所にちなんで「ワイマール憲法」と呼ばれるようになりました。
この劇場を背に立つのは,文豪ゲーテと詩人シラーの巨大な銅像です。
18世紀末から19世紀初頭にかけて活躍した,ドイツ古典主義の二人の文豪の像の台座には,「祖国」と刻まれています。