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I  新学習指導要領のねらいを明確にした教科書

① 「資質・能力の三つの柱」の育成

新しい学習指導要領では,育成すべき資質・能力を3つの柱(「知識及び技能」「思考力,判断力,表現力等」「学びに向かう力,人間性等」)が示されています。

知識 基礎的・基本的な知識を「結論(わかった)」に示すとともに,知識をまとめたり振り返ったりする場面を設け,子どもが確実に習得できます。

知識の習得と整理

それぞれの学習で獲得した知識を本文中の「結論」で示し,巻頭や巻末でまとめました。

▲ 3年 p. 118

基本的な知識は,「結論」として学習の最後に明示し,子どもが確実に習得できます。

各学年の巻末に,1年間で習得した知識をまとめた「●年で学んだこと」を掲載し,子どもが学習の積み重ねを確認できます。

▲ 3年巻末 p. 196


同じ紙面を次の学年でも掲載。

▲ 4年巻頭 p. 3

学習のつながり

学年間,単元間のつながりや既習事項を示し,学習の系統性を意識させます。

▲ 6年 p. 60

1

各単元の最初に「学習のつながり」を示し,学習の積み重ねを振り返ることができます。

該当箇所:各単元扉

2

既習事項を示した「思い出そう」を設け,子どもが学習したことを使って考えることができます。

該当箇所:各学年全体

技能 観察・実験の記録例を豊富に掲載し,また,理科器具の使い方を丁寧に示し,基礎的・基本的な技能を確実に習得できます。

ノートや観察カードの記録

観察カードやノートの例を掲載し,子どもが問題解決の過程や,観察・実験の結果を的確に記録できるようにしました。

▲ 3年 p. 28

初めて観察記録をとる場面では,スケッチの仕方や観察する視点などをわかりやすく例示しています。

該当箇所:3 年p.82 /4 年p.20 / 5 年p.60 /6 年p.160 など

▲ 4年巻末 p. 118

全てのノート例は,問題,予想,計画(方法と見通し)の順に沿って書き方が紹介されています。
こちらでも紹介しています。
該当箇所:3 年p.57/4 年p.212 / 5 年p.106 /6 年p.14 など

理科器具の使い方

初めて器具を使用する場面で使い方を示し,子どもが確実に器具の操作を習得できるようにしました。

▲ 5年 p. 58

手順を縦一列に見やすく配列し,写真やイラストを用いてわかりやすく示しています。

該当箇所:3 年p.108/4 年p.53/5 年p.209/6 年p.22 など

紹介する器具ごとにマークをつけて,区別しやすいように工夫しています。

編集部からひとこと!

  • それぞれの学習の「結論(わかった)」で知識を明示し,さらに巻末で1年間の学習の積み重ねをまとめました。
  • 繰り返し記録をとる習慣をつけることと,器具操作を丁寧に解説することで,技能をおさえました。

教育出版の教科書では,子どもが「知識及び技能」を確実に習得できます。

「思考力,判断力,表現力等」は,各学年で主に育成を目指す問題解 決の力として,位置づけられています。

学年主に育成を目指す問題解決の力

3年差異点や共通点をもとに,問題を見いだす力

4年既習内容や生活経験を基に,根拠のある予想や仮説を発想する力

5年予想や仮説を基に,解決の方法を発想する力

6年より妥当な考えをつくりだす力

思考力, 判断力,表現力等 各学年で主に育成する力について,先生の問いかけと子どもの考えで明解に表現し,問題解決の力を確実に育成できます。

3年 問題を見いだす力

▲ 3年 p. 145

問題を発見する「見つけよう」で先生が問いかけ,子どもが差異点や共通点をもとに問題を見いだしています。

該当箇所:3年各単元の「見つけよう」

4年 根拠のある予想や仮説を発想する力

▲ 3年 p. 145

問題に対する予想をする「予想しよう」で先生が問いかけ,子どもが根拠のある予想や仮説を考えています。

該当箇所:4年各単元の「予想しよう」

5年 解決の方法を発想する力

▲ 5年 p. 204

観察・実験の方法を考える「計画しよう」で先生が問いかけ,子どもが解決する方法を考えています。

該当箇所:5年各単元の「計画しよう」

6年 より妥当な考えをつくりだす力

▲ 6年 p. 132

観察・実験の結果から結論を導く「結果から考えよう」で先生が問いかけ,子どもがより妥当な考えをつくっています。

該当箇所:6年各単元の「結果から考えよう」

編集部からひとこと!

  • 主に育成する問題解決の力は,3年では「見つけよう」,4年では「予想しよう」,5年では「計画しよう」,6年では「結果から考えよう」で表現し,学習のポイントを明確に示しました。

教育出版の教科書では,子どもが「思考力,判断力,表現力等」を確実に身につけられます。

「学びに向かう力,人間性等」は,自然を愛する心情や主体的に問題解決をしようとする態度を養うことが示されています。その態度の例として,「意欲的に自然の事物・現象に関わろうとする態度」や,「学んだことを自然の事物・現象や日常生活に当てはめようとする態度」があげられます。

学びに向かう力,人間性等 特設ページを設けたり,本文中に資料を豊富に掲載したりして,子どもが意欲的に学ぼうとする態度を育てます。

メッセージ

学習内容と関連のある専門家からのメッセージを掲載し,子どもの興味をひき出すようにしました。

▲ 6年巻頭 p. 1

宇宙飛行士の若田光一先生が,ミッションをやりとげるには,「夢」「探究心」「思いやり」をもつことが大切であるというメッセージを伝えています。

ネオジム磁石の発明者
佐川眞人先生
▲ 3 年巻末

わく星科学者
佐藤毅彦先生
▲ 4 年巻頭

俳優,気象予報士
石原良純先生
▲ 5 年巻頭

そのほか,多数の先生方からのメッセージを掲載しています。

広がる科学の世界

学習内容と関連する最先端の科学を紹介し,子どもが身につけたことを社会や生活に生かす態度を養えるようにしました。

該当箇所:4年p.230 ~231「天の川の正体は!? 」/5年p.216 ~217
「 海水をろ過して飲み水を取り出せる!?」 /6年 p.224~225「0.1mmより小さいミドリムシが地球を救う!?」

音の学習と関連させて最先端の科学技術を紹介し,子どもが学んだことと社会とをつなげられるようにしています。

▲3年 p. 142~143

本文中の資料など

科学読み物や,得られた知識をもとにした活動を豊富に掲載することで,子どもの興味や関心をひき出し,学習を広げられるようにしました。

▲ 5年 p. 144

学習内容と関連した身のまわりの話題を紹介しています。

該当箇所:3 年p.31,112 /4 年p.26,169 /5 年p.63,167/6 年p.20,154 など

▲ 4年 p. 95

問題が解決したあとに,学んだことを活用できる場面を設けています。

該当箇所:3 年p.37,119 /4 年p.65,123 /5 年p.139,213 /6 年p.13,116 など

学習を受けて,もっとやってみたくなる実験や工作を紹介しています。

該当箇所:3 年p.111,182 /4 年p.61,145 /5 年p.43,165 /6 年p.179,190 など

日常生活と学習内容を関連させ,理科の面白さや有用性を身近に感じられるようにしています。

該当箇所:3 年p.64,188 /4 年p.64,154 /5 年p.24,64 /6 年p.26,118 など

編集部からひとこと!

  • 最先端の科学を紹介し,子どもの意欲を高めるようにしました。
  • 学習と関連する資料や活動を豊富に紹介し,子どもの学びを広げられるようにしました。

教育出版の教科書では,子どもの「学びに向かう力,人間性等」が育成されます。

②子どもが働かせる理科の「見方・考え方」

資質・能力を育成する過程で,子どもの働かせる視点が「見方」として整理され,領域ごとに特徴的な「見方」が示されています。

領域見方
エネルギー 主に量的・関係的な視点
粒子 主に質的・実体的な視点
生命 主に共通性・多様性の視点
地球 主に時間的・空間的な視点

理科の「見方」 子どもキャラクターによる例示で,さまざまな「見方」を働かせながら学習する子どもを育成します。

エネルギー領域

主に量的・関係的な視点を働かせる子どもたちの姿を表現しました。

▲ 5年 p. 105

1

ふりこの1往復する時間が変わる理由に着目した「関係的な見方」

2

ふりこの長さを変える方法に着目した「量的な見方」

生命領域

主に共通性・多様性の視点を働かせる子どもたちの姿を表現しました。

▲ 4年 p. 130

さまざまな虫の鳴き声に着目した「多様性の見方」

粒子領域

主に質的・実体的な視点を働かせる子どもたちの姿を表現しました。

▲ 6年 p. 184

溶けたアルミニウムの存在に着目した「実体的な見方」

地球領域

主に時間的・空間的な視点を働かせる子どもたちの姿を表現しました。

▲ 5年 p. 17

1

天気の移り変わりに着目した「時間的な見方」

2

広範な地域に着目した「空間的な見方」

編集部からひとこと!

  • 多様な「見方」を働かせながら学ぶ姿を,子どもキャラクターで表現しました。

教育出版の教科書では,理科の「見方」を働かせながら学習する子どもが育ちます。

資質・能力を育成する過程で,子どもの働かせる考え方は,従来の問題解決の能力もとに, 「比較する」「関係付ける」「条件を制御する」「多面的に考える」といった「考え方」として整理されています。

理科の「考え方」 先生キャラクターの問いかけで,さまざまな「考え方」を働かせながら学習する子どもが育ちます。

比較する

2つの違いを比べるように先生が問いかけ,子どもが考える姿を表現しました。

▲ 3年 p. 145

問題を見いださせるために,先生が問いかけている「比較する考え方」

関係付ける

予想とその根拠を先生が問いかけ,子どもが考える姿を表現しました。

▲ 4年 p. 198

根拠のある予想を立てさせるために,先生が問いかけている 「関係付ける考え方」

条件を制御する

変える条件や同じにする条件を先生が問いかけ,子どもが考える姿を表現しました。

▲ 5年 p. 194

解決の方法を具体的に考えさせるために,先生が問いかけている「条件を制御した考え方」

多面的に考える

結果が見通しどおりだったか,結果から何がわかるかを先生が問いかけ,子どもが考える姿を表現しました。

▲ 6年 p. 198

結論を導き出すために,先生が問いかけている「多面的な考え方」

編集部からひとこと!

  • 子どもの多様な「考え方」をひき出す支援を,先生キャラクターの問いかけで表現しました。

教育出版の教科書では,理科の「考え方」を働かせながら学習する子どもが育ちます。

③「主体的・対話的で深い学び」の実現」

指導にあたっては,「主体的・対話的で深い学び」の視点から授業改善を図ることが示されています。

「主体的・対話的な学び」の実現 全ての単元にわたって,主人公が友達と関わり合いながら学ぶ姿を表現し,子どもの「主体的・対話的な学び」を保障します。

単元ごとに主人公を設定

単元ごとの主人公が,問題を見いだし,解決していく姿を表現しました。

▲ 6年 p. 10~11
単元導入

見つけよう

▲ 5年 p. 194

活動を通して,主人公が問題を見いだしています。

予想しよう

問題に対して,自分の予想を立てています。

計画しよう

自分の予想を確かめる方法を,友達と一緒に考えています。

結果から考えよう

実験の結果から,自分の予想が確かめられたかを考えています。

子どもが話し合う場面の充実

子どもが活動して自ら気づいたことを伝え合ったり,得られた結果をもとに考えを発表し合ったりする場面を取り上げ,対話的に学び合って学習を進められるようにしました。

▲ 6年 p. 105

気づいたことの話し合い場面

該当箇所:3年p.145 /4年p.56 /5年p.150 /6年p.171 など

▲ 3年 p. 58

考えを発表し合う場面
該当箇所: 3年p.47/4年p.70~71/5年p.36~37/6年p.24 など

「深い学び」の実現 子どもが学習したことをもとに,現象の本質に迫り,身のまわりの事柄にあてはめて,「深い学び」につなげます。

「学びを広げよう」

学習で獲得した知識などを活用して,より深く考えられる場面を設定しました。

該当箇所:3年p.37,148 /4年p.65,123 /5年p.101,213 /6年p.27,119,189 など

▲ 6年 p. 26

現象の本質に迫る

▲ 4年 p. 220

日常の事柄を解釈する

編集部からひとこと!

  • 単元ごとに主人公を設定し,友達と関わり合って学ぶ姿を表現しました。
  • 現象の本質に迫り,身のまわりの事柄にあてはめて,深く学べる場面を設定しました。

教育出版の教科書は,「主体的・対話的で深い学び」の実現を保障します。