校長の条件
校長の条件
- 寺崎千秋 著
- 四六判 並製・カバー装 216頁
- 2023年3月 発行
- ISBN 978-4-316-80510-8
- 定価 (税込) 2,420円(本体 2,200円+税)
- 読者対象:学校管理職・教員(主に小学校)
商品内容
変革の時代の学校をリードする校長としてどんな物差しをもち、どんな力を付け、どのように高め、どう発揮すればよいか。著者が経験した様々な事例や、毎月の学校経営、学校の危機管理、講話・挨拶・スピーチなどの具体例を紹介しつつ解説する。
目次
はじめに 変革の時代の校長
★「校長、校長、絶好調!」
★「校長」とは、「校長先生」とは
★校長になるとき、何を思っているか
★校長冥利に尽きる
第1章 今、求められている校長の役割
1 基本的な職能
(1)法規では
(2)国が求める校長の資質能力の向上
(3)教育委員会が求める校長の能力
(4)日本教育経営学会が示す「校長の専門職基準」
2 教育目標の実現・教育課題の解決
(1)教育目標の実現
(2)教育課題の解決
3 今後に向けて期待されている役割をどう受け止めるか
第2章 校長に求められる能力
1 時代の先端を見通す先見性
2 学校経営ビジョンの構築
3 リーダーシップの発揮
4 学校マネジメントの充実
5 人間関係及びコミュニケーションの深化
6 人材の育成
7 ICT教育の推進
8 働き方改革の推進
9 危機管理のマネジメント
10 研修と自己更新、健康の保持・増進
第3章 学校を変えていく毎月の学校経営
4月 出会いと発信を大切にする学校経営…子どもと伝統を大事にして
5月 ビジョン・方針阻害要因の発見…慣れる前に課題解決策を想定
6月 学校経営ビジョンにそった学校づくり…自らのカラーを打ち出す
7月 後手から先手への転換点…するかしないかは決断次第
8月 先を見通し、足元を固める…八月後半がスタート
9月 目標の意識と取組の一段アップ…視点を明確に示してリード
10 月 個に応じた人材の育成…実りの秋は教師から
11 月 教育の充実・実る子どもたち…この学校でよかったなあ
12 月 次年度の展望と計画…総仕上げと発展・飛躍に向けて
1月 次年度の教育課程編成・指導計画作成…短期を重点化で乗り切る
2月 次年度の組織・運営計画作成…新たな学校文化のデザインづくり
3月 総仕上げを次年度につなぐ…学校経営ビジョンの更新
第4章 先端をリードする校長の講話・挨拶・スピーチ等
1 好きですか・嫌いですか? 朝会講話
2 朝会講話の質を高める工夫
(1)朝会講話の内容選択の視点
(2)朝会講話を成功させる十のポイント
3 心に響く挨拶・スピーチ等の作り方・話し方の工夫
(1)作り方のポイント
(2)効果的な話し方の工夫
4 各月ごとの講話等の要点
4月 楽しく充実する学校生活づくりに向けて
5月 目標めざして学校・学年・学級づくりを励ます
6月 学習や生活の充実と友達・仲間づくりを目指す
7・8月 一学期のまとめをして自律的な生活づくりに生かす
9月 自分やみんなを大切にする自助・互助の実践・取組を推奨する
10 月 過去・現在・未来をつなぐ
11 月 主体的な学び、対話的な学び、深い学びの実現を目指す
12 月 伝統と文化を守り、つなげ、創る
1月 清新な気分で先を見通す生活づくり
2月 一年の目標の再確認と総まとめ・総仕上げの意識化を図る
3月 年間の総まとめ・総仕上げから新年度へ大ジャンプ
第5章 学校の危機管理
1 安全・安心、笑顔と活気のあふれる学校
(1)危機管理の大前提
(2)危機管理の法則 (ハインリッヒの法則)の確認と実践
(3)危機管理マニュアルと想定演習
2 危機管理の視点と事例などに学ぶ
3 毎月の危機管理…危機は突然にやってくる
4月 システムの把握と危機の想定をしているか
5月 プロブレムファーストを共通理解しているか
6月 メンタルヘルスへの配慮は万全か
7月 ヌケ・モレ・見逃しはないか
8月 危機予防の取組は万全か
9月 いじめ、不登校等の危機対応の原則が共通理解されているか
10 月 苦情・難題対応の基本を踏まえているか
11 月 自分の身は自分で守る力をつけているか
12 月 危機管理の総括的評価及び冬季の健康上の危機管理が行われているか
1・2月 三学期全体を見通して危機管理マネジメントを行っているか
3月 年間の危機管理の振り返りをし、危機管理マニュアルを更新しているか
資料 ○一年間の学校運営一覧
○校長先生年間カレンダー
おわりに
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