プロの板書

プロの板書
- 釼持 勉著
- B5判 100頁
- 2013.4.2 発行
- ISBN 978-4-316-80375-3
- 定価 (税込) 1,540円(本体 1,400円+税)
- 読者対象:小・中・高等学校教師,一般
商品内容
板書に自信がもてない、
そんな先生はいませんか?
バランスのよい文字が書けない……
文字の大きさがばらばらだ……
書くのに時間がかかる……
どうしても行が曲がってしまう……
そんな板書の悩みを解決する
15の板書技術を公開します!
◆◆◆
「板書(ばんしょ)」とは,黒板に字を書くこと。
授業をするうえでの「指導技能」のひとつです。
しかし,板書の仕方を教わる機会は,先生にもほとんどありません。
字に自信がない。どうしても曲がってしまう。
そんな悩みを抱える先生は,意外と多いのでは?
字をまっすぐに書くこと,
きれいな三角や円を描くこと,
正しい文字を正しい筆順で書くこと,
そんな「板書の基礎基本」を,15の「技術」として紹介します。
「黒板にどんな内容を書くか」の指南書ではなく,
「黒板にどのように字を書くか」を説く本です。
◆◆◆
〈本書「はじめに」より〉
「どうすれば文字を整えて書くことができるか」、
「曲がらないで書くにはどうするのがいいのか」、
本書では、そうした多くの声に少しでも応えたい。
そして、板書に対するこれまでの自分の姿を振り返り、
児童・生徒の前で自信をもって臨むためのコツを提示して、
指導技術の力量を高めることに貢献したい。
(中略)
「先生の文字は整っていて見やすい」、
「先生の文字は筆順がわかりやすい」、
「さすが先生だね!」
という声が聞かれる教室が増えることを期待するとともに、
教師の基本的な力量として板書の魅力も実感してもらいたい。
目次
第Ⅰ章 板書の機能と日常化
1 板書がなぜ求められるのか
2 板書の機能を授業で生かす
3 教員養成系大学の板書に対する弊害
4 新たな板書の果たす役割
5 児童・生徒の板書に対する期待
6 大学生の板書に対する期待
第Ⅱ章 読みやすい文字を書く
技術1 漢字を整えて書くコツ
技術2 ひらがなを書くコツ
技術3 カタカナを書くコツ
第Ⅲ章 板書の基礎・基本
技術4 チョークの持ち方
技術5 教師の立つ位置
技術6 行取りの工夫
技術7 文字の大きさ
技術8 曲がらないコツ
技術9 色チョークの使い方
第Ⅳ章 授業をグレードアップするための技術
技術10 速く書くコツ
技術11 黒板の広さを理解して書く
技術12 児童に書かせるコツ
技術13 横書きのコツ
技術14 板書計画に合わせて書く
技術15 練習の日常化
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