学校の「いま」 そして「これから」
学校の「いま」 そして「これから」 激流に立つ子どもたち
- 児島邦宏著
- 四六判 240頁
- 2008年3月 発行
- ISBN 978-4-316-80252-7
- 品切れ
- 読者対象:教師
商品内容
学校・子ども・教師をめぐる日々のエピソードから学校の「いま」を描き出すとともに、現在進行中の教育改革の検証を通して学校の「これから」を考察。
40年間にわたり学校現場とともに歩み続けた著者が、「激流に立つ」いまの子どもたちと学校に贈るメッセージ!
目次
[ 序 学校は変わるか ] ■1 激流に立つ子どもたち変化する社会と主体性の確立/多情報化社会と知の転換/少子高齢化社会と[共に生きる力]/生き方の確立と自立の過程 ■2 自立した人間の育成自立した社会人の育成/社会的自立と[人間力]/自立した個人の育成 ■3 悩める「心の教育」共に生きる心/まず心の体験を/「ボランティア学習」で得るもの/悩める「心の教育」/気持ちを込めて ■4 子どもとともに共に創る/「個性」と「みんな」/子どもが「わかる」/開かれた眼を [ 第Ⅰ部 学校の「いま」 ] ■1 学校の「いま」教師次第/教育はバランス/二〇世紀の遺産/学校は間違えるところ/問題解決しない学習/心の花/授業惨観/教師の「基礎・基本」/「ごめんね教師」と「ありがとう教師」/「おもねる」教育/価値的理解/フレッシュ先生/狙いを鋭く!/学校の春/主観と客観/学習の責任/教師の読解力/途切れた文化/まず、一年生から/酔っ払い言葉/公と私の間/金子みすゞの罪 ■2 教室の「いま」デビュー/葛藤/「がんばったね」/研修の夏/学校の実り/運動会/もみじ/正月文化/風土を生かして/旅立ち/共に生きる力/不思議を感じる心/失敗体験/あいさつ/実もあり花もあり/うさぎとかめ/意欲がない?/分ける/侮るなかれ! ■3 学校の「四季」自然に親しむ?/みんなの川/夏休み、バンザイ!/切磋琢磨/希望/感性をみがく/ありがとう [ 第Ⅱ部 学校の「これから」 ] ■1 日本の教育のこれから揺らぐ我が国の義務教育/義務教育の目標と[人間力]/義務教育のシステムの改革 ■2 「確かな学力」を考える[生きる力]をはぐくむ「確かな学力」を/「確かな学力」のさらなる向上を求めて ■3 子どもの健やかな成長を促す新たな学びを生み出す小・中連携/学ぶ力を育てるキャリア教育 ■4 子どもの生活と学習を結びつける総合的な学習、次の一歩/豊かな体験活動とは ■5 教師こそ原動力今、教師に求められる力/カリキュラムを創る力 [ 結 「量」の改革から「質」の改革へ ] 学習指導要領改訂の要点と取り組み姿勢/教師と子どもの向き合う関係を核に




