ロボットが教室にやってくる

ロボットが教室にやってくる 知的好奇心はこうして伸ばせ
- 荒木貴之著
- 四六判 168頁
- 2008年2月 発行
- ISBN 978-4-316-80250-3
- 価格 (税込) 1,572円(本体 1,429円+税)
- 読者対象:教師・保護者・企業の教育CSR担当者・一般
商品内容
手を動かす,頭を動かす,ロボットを動かす
立命館小学校(京都市)は,独自の教科「ロボティクス科」を設けています。ロボティクス科は,サイエンスを重視したものづくり体験学習です。子どもたちが「学ぶことの楽しさ」「出来ることの喜び」を味わいながら科学と出会うことができるのです。この授業は,CSKホールディングス,日本ヒューレット・パッカード,レゴジャパンの三社とのコラボレーションによって成立しています。本書では,写真をふんだんに盛り込み,授業の流れや様子を丁寧に紹介しています。しかし,それだけにとどまりません。教育の未来形,学校や教員の社会とのかかわり方,企業の教育CSRのあり方,学校と企業の連携の仕方を考えるヒントとしていただきたいと願ってつくった本です。
目次
なぜロボットなのか――ものづくりとサイエンスで新しい学びを
第1部 ロボットであそぶ・ロボットで学ぶ
1 不思議な動きをするロボットをつくる[クリケットで授業 1年生]
2 動く生き物のロボットをつくる[クリケットで授業 2年生]
3 動く巨大昆虫ロボットをつくる[クリケットで授業 3年生]
■先端授業のツール(1):小さなコンピューター「クリケット」
4 パソコンでロボットに変身する[スクイークで授業 3年生]
■先端授業のツール(2):プログラム言語「スクイーク」
5 てこ・歯車・滑車・車輪を使う[レゴで授業 1・2年生]
■先端授業のツール(3):ロボティクス教材「レゴ サイエンス&テクノロジー基本セット」「教育用レゴ マインドストームNXT」
■ロボティクス科で伸びる子どもの力――手指を使って思考の高度化
6 総まとめはレスキューロボット・プロジェクト[レゴ マインドストームで授業 4年生]
■いまもっとも求められているテーマ:レスキューロボットとは
■学校と企業・社会とのコラボレーション――「互いに良い」関係のつくりかた
第2部 企業と学校がつくる教育プログラム
CSKホールディングスの展開するCAMPワークショップ
「学び」のありかたをテーマとして共同研究:CSKとの授業づくり
日本ヒューレット・パッカードの展開するスーパーサイエンスキッズ
学校と企業のリソースを合体させて:日本ヒューレット・パッカードとの授業づくり
レゴ エデュケーションの展開するレゴ サイエンス&テクノロジー基本セット 教育用レゴ マインドストームNXT
国内外の先進事例・取り組み情報を受けて:レゴ エデュケーションとの授業づくり
座談会:教育CSRは「三方よし」である
資料 立命館小学校ロボティクス科カリキュラム
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