小学校 学習指導要領の解説と展開 算数編

小学校 学習指導要領の解説と展開 算数編 Q&Aと授業改善のポイント・展開例
- 安彦忠彦監修/金本良通編著
- A5判 248頁
- 2008年8月 発行
- ISBN 978-4-316-80211-4
- 品切れ
商品内容
■平成20年3月に改訂告示された小学校学習指導要領の改訂のポイントを,Q&Aでわかりやすく解説!
■新学習指導要領に基づく指導計画の作成例・授業の展開例をいち早く紹介!
■「確かな学力」「思考力・判断力・表現力」「習得・活用・探究」「言語活動の充実」など,今次改訂のキーポイントについて解説するとともに,授業改善の手だてを具体的に提示!
■ベテランの教師にも,新任の教師にも必読の書。また学校・教育委員会等に必備の書!
目次
[ Ⅰ新学習指導要領は何を目指しているか ]
1.新教育課程の基本方針
習得・活用・探究,思考力・判断力・表現力/学習意欲・学習習慣の確立/言語活動の充実,体験活動の充実/理数教育の充実・国際的な通用性/「はどめ規定」の見直し
2.算数科の改善の基本方針
身に付けた算数を生活や学習に活用する/知的なコミュニケーションを図る/算数的活動を生かした指導の充実/スパイラルによる教育課程の編成/小・中の接続・連携
[ Ⅱ算数科はどう変わったか ]
1.目標
(1) 教科目標
筋道を立てて考え,表現する/生活や学習に活用する
(2) 各学年の目標
第1学年の目標/第2学年の目標/第3学年の目標/第4学年の目標/第5学年の目標/第6学年の目標
2.内容及び算数的活動,内容の取扱い
(1) 「内容」「算数的活動」「内容の取扱い」の改善について
「内容」の改善と〔算数的活動〕の設置
(2) 領域ごとの内容及び算数的活動,内容の取扱い
A 数と計算/B 量と測定/C 図形/D 数量関係
(3) 各学年の内容及び算数的活動
第1学年の内容及び算数的活動/第2学年の内容及び算数的活動/第3学年の内容及び算数的活動/第4学年の内容及び算数的活動/第5学年の内容及び算数的活動/第6学年の内容及び算数的活動
3.指導計画の作成と各学年にわたる内容の取扱い
基礎的な能力の習熟や維持/スパイラルによる学習指導/領域間の指導の関連を図る/算数的活動を取り入れることのねらい/算数科の特質に応じた道徳の指導/表現し伝え合う活動/コンピュータなどの適切な活用
[ Ⅲ学習指導要領の主な改訂点の新旧比較 ]
教科目標と各学年の目標/第1学年の内容/第2学年の内容/第3学年の内容/第4学年の内容/第5学年の内容/第6学年の内容
[ Ⅳ「習得・活用・探究」を算数科ではどう考えたらよいか ]
習得型の教育/活用型の教育/探究型の教育
[ Ⅴ「言語活動の充実」と算数科 ]
言語の能力を高める指導/言語の能力を高める授業の例
[ Ⅵ全国学力・学習状況調査を見据えた指導 ]
全国学力・学習状況調査を見据えた指導/全国学力・学習状況調査を見据えた授業の例
[ Ⅶ指導計画の作成 ]
年間指導計画/単元の指導計画作成の留意点/単元の指導計画作成の実際
[ Ⅷ授業改善のポイント ]
算数的活動を通した指導/スパイラルによる学習指導/知識・技能を生活に活用する指導/知識・技能を学習に活用する指導/数学的な思考力・判断力・表現力を高める指導/分かりやすく説明する力を高める指導
[ Ⅸ算数科の授業をどう展開するか ]
第1学年の授業展開例
〔数と計算〕たしざん(10時間)/〔数量関係〕しき と おはなし(2時間)/〔数量関係〕かず の せいり(2時間)
第2学年の授業展開例
〔数と計算〕はんぶんの大きさ(2時間)/〔図形〕直角と三角形,四角形(6時間)/〔数量関係〕たし算とひき算(4時間)/〔数量関係〕ひょう と グラフ(3時間)
第3学年の授業展開例
〔数と計算〕小数(11時間)/〔量と測定〕重さ(9時間)/〔図形〕二等辺三角形と正三角形(9時間)/〔数量関係〕□を用いた式(5時間)
第4学年の授業展開例
〔数と計算〕がい数(10時間)/〔数と計算〕小数のたし算とひき算(6時間)/〔図形〕平行四辺形,ひし形,台形(10時間)/〔数量関係〕折れ線グラフ(8時間)
第5学年の授業展開例
〔数と計算〕小数のかけ算(8時間)/〔量と測定〕ひし形,台形の面積(4時間)/〔量と測定〕比べ方を考えよう(6時間)/〔図形〕合同な図形(6時間)/〔図形〕三角形や四角形の角の大きさ(4時間)/〔数量関係〕比べ方を考えよう(13時間)/〔数量関係〕帯グラフと円グラフ(6時間)
第6学年の授業展開例
〔数と計算〕分数の乗法・除法(11時間)/〔数と計算〕小数と分数の混じった計算(6時間)/〔量と測定〕柱体の体積の求め方(6時間)/〔量と測定〕メートル法の仕組み(3時間)/〔図形〕縮図と拡大図(10時間)/〔図形〕対称な図形(12時間)/〔数量関係〕比例の関係・反比例の関係(15時間)/〔数量関係〕文字を用いた式(9時間)
スパイラルによる学習に焦点を当てた授業展開例
〔数と計算〕かけ算九九を用いて(3時間)/〔数量関係〕変わり方を調べよう(4時間)
付録小学校学習指導要領新旧対照表算数