授業のなかの評価

授業のなかの評価
- 小島宏 著
- 四六判 184頁
- 2003年2月 発行
- ISBN 978-4-316-80051-6
- 品切れ
- 読者対象:小学校教師
商品内容
評価とは本来,子どもを励まし,支え,援助するためのものであり,未来志向の温かいものである。本書では,様々な指導場面における指導と評価・援助の実際について,具体的な例を示しながらわかりやすく解説する。
目次
第1部 授業のなかの評価とは
第1章 授業のこれまでと未来
1 百年以前の授業
2 五十年前の授業
3 最近の授業
4 これからの授業
第2章 評価の移り変わり
1 百年前の評価
2 五十年前の評価
3 最近の評価
4 これからの評価
5 教師的「評価」の意味
第3章 授業の中における評価
1 評価の機能
2 授業のなかの評価の役割
3 授業力と評価力
4 授業のなかの評価のモデル
5 指導体制と評価
6 学習形態と評価
第4章 評価基準の活用
1 「評価規準」の意味と役割
2 「評価基準」の意味と役割
3 評価指標の意味
4 個人内規準
第2部 授業のなかの評価の実際
第1章 観点別評価の実際
1 知的好奇心を高める――関心・意欲・態度の評価
2 考えるようにする――思考・判断の評価
3 できるようにする――表現・処理・技能の評価
4 分かるようにする――知識・理解の評価
5 活用できるようにする――応用・創造の評価
6 「総合的な学習」の評価――問題解決力と生き方の評価
第2章 目標の特徴と評価
1 達成目標の評価
2 向上目標の評価
3 体験目標の評価
第3章 評価者の違いと評価
1 教師による評価の効果的な活用
2 自己評価の重視
3 相互評価の活用
4 評価を開く共同評価
第4章 考え方や方法の違いと評価
1 相対評価と絶対評価
2 個人内評価
3 記述的評価
4 加点法の評価と減点法の評価
5 分析的評価と総括的評価
6 診断的評価と形成的評価
第5章 子どもの具体的な評価
1 テストの評価のポイント
2 作文・レポートの見どころ
3 ノートやワークシートの点検のコツ
4 実技・実演の評価と援助
5 観察・実験の評価の視点
6 ポートフォリオの作らせ方と評価
7 考えのよさや工夫の見抜き方と伸ばし方
8 その気にさせる注文の仕方
9 パフォーマンスと評価への活用
10 発表の指導と評価
11 話し合いの指導と評価
12 「ウロウロ指導」のポイント
第3部 開かれた評価
第1章 評価と評定
1 評価と評定の混同
2 機能としての評価
3 授業のなかの評価
第2章 教師の指導力の評価
1 教師の自己評価
2 他の教師による評価
3 研究としての授業の評価
4 校長(教頭)による授業評価
5 専門家による授業の評価
6 子どもによる授業評価
7 保護者による授業評価
8 地域住民による授業評価
第3章 開かれた評価
1 子どもに開かれた評価
2 保護者や地域に開かれた評価
3 教師同士に開かれた評価
4 情報開示への対応