「はらはら,わくわく,どきどき」がある導入のつくり方
「はらはら,わくわく,どきどき」がある導入のつくり方 7人の教師・導入7分の算数授業づくり
- 細水保宏編著
- 盛山隆雄・大野桂・大澤隆之・高橋長兵・髙橋正英・森勇介著
- B5判 並製 144頁
- 2012年8月 発行
- ISBN 978-4-316-80336-4
- 定価 (税込) 2,420円(本体 2,200円+税)
- 読者対象:小学校教師
商品内容
授業において,重要な位置を占める導入。この導入7分間に,いかにして子どもたちに「はらはら,わくわく,どきどき」を感じさせるか,7人の教師が算数教科書の問題を事例にしながら分かりやすく紹介する。
目次
序章 「はらはら,わくわく,どきどき」で算数を楽しむ,算数で感動する授業づくりを
1 「細水保宏」の導入のつくり方 - 授業をもっと楽しく,魅力あるものに
あいまいな場面を創り,「問い」を子どもたちから引き出す/必要感を持たせ,よさを味わう場面を創る/大切な言葉を子どもから引き出す場面を創る/「おもしろさ」という味つけのしかたがポイント
2 「盛山隆雄」の導入のつくり方 - 子どもにとって新鮮でわかりやすい導入を
数える対象を隠すことで,子どもを本気にさせる/ゲーム性を生かして,概念を創る/固定観念を崩す場面を創る/作図する四角形をイメージする
3 「大野 桂」の導入のつくり方 - 子どもから「問い」を引き出す
「めんどくさい」が「もっとよい方法は?」を引き出す/「不思議」と「疑い」が「問い」を引き出す/誤概念との対峙から「問い」を引き出す/「帰納」から「演繹」へと試みようとする時,子どもの「問い」が生まれる
4 「大澤隆之」の導入のつくり方 - 考えることを楽しませる授業を創る
「あれ? この形は?」迷わせてはらはらさせる/「いちばん短い道は?」予想し議論してわくわくさせる/「アイディアを出し合って」わくわくさせる/「中身は何?」隠してじらしてわくわくさせる
5 「高橋長兵」の導入のつくり方 - 子どもが算数の問題に働きかける構えを創る授業づくり
計算の仕組みを考えたくなる□を用いた問題提示/追究するきっかけを創る問題提示 - 大小を比較する場を設ける/多角形の内角の大きさを調べるきっかけを創る図形を変えていく発展的な問題提示/数量の関係を調べるきっかけを創る大小の比較から,数値や形を変えていく問題づくり
6 「髙橋正英」の導入のつくり方 - 目を輝かせ,授業に期待する子どもたちのために
「教材」と「提示の仕方」に『数える』要素を盛り込むことで,子どもの問いを引き出す/「教材」と「提示の仕方」に『比べる』要素を盛り込むことで,子どもの問いを引き出す/「教材」と「提示の仕方」に『当てる』要素を盛り込むことで,子どもの問いを引き出す/「教材」と「提示の仕方」に『仲間を見つける』要素を盛り込むことで,子どもの問いを引き出す
7 「森 勇介」の導入のつくり方 - 大きな問いと小さな問い
「隠す」テクニックで,問いを引き出す/「導入の導入!?」の7分で単元全体の問い(?)を引き出す/あいまいな場面から「困ったこと」を引き出す/間違いの意味を追求する「なぜ違うの?」の問いを引き出す
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