HOPE:中高生のための英語スピーキングテスト
HOPE:中高生のための英語スピーキングテスト
- 今井裕之・吉田達弘編著
- 兵庫教育大学HOPE開発プロジェクト著
- A5判 152頁 エンハンストCD1枚付き
- 2007年7月 発行
- ISBN 978-4-316-80176-6
- 価格 (税込) 2,420円(本体 2,200円+税)
- 読者対象:中高英語教師,大学・大学院生
商品内容
「私たちにもできる」
英語スピーキングテストの理論と方法を
わかりやすく,具体的に紹介
■テストの特徴
・スピーキング力を規定する4つの観点(機能,発話内容,発話の複雑さ,発話の理解度)で評価基準を作成し,生徒の英語力を中高一貫して7つのステップで提示。
・ウォームアップ→ピクチャータスク(絵の描写)→フォローアップ→ロールプレイ→フォローアップ→ワインドダウンで構成,6分間で実施。
・教師がインタビューするので,生徒の力を伸ばすための授業改善に役立つ。
・生徒たちが楽しめる,会話のようなテスト,終了後充実感をもたらすテスト。
■HOPEとは
High school Oral Proficiency Examinationの略です。
目次
第1章 なぜスピーキングテストが必要なのか
第2章 スピーキング力とは?
2.1 スピーキング力とは
2.1.1 学校で用いられているスピーキングテストの種類と特徴
2.1.2 よく見られる評価基準とその問題点
2.1.3 分析法か全体法か
2.2 スピーキング力を評価するための4つの観点
2.2.1 機能(Function)
2.2.2 発話内容(Content)
2.2.3 発話の複雑さ(Text Type)
2.2.4 発話の理解度(Comprehensibility)
2.2.4.1 発音
2.2.4.2 文法の正確さ
2.2.4.3 流暢さ
2.3 まとめ:評価の観点のWhatとHow
第3章 インタビューテストの具体的方法:パート1
3.1 4つの評価の観点に基づくインタビューテスト
3.1.1 HOPEの意図とねらい
3.1.2 4つの観点による7ステップ
3.1.3 各ステップの記述とベンチマークの解説
3.2 HOPEの全体像
3.2.1 用意するもの
3.2.2 インタビューの手順
3.3 インタビューテストの評価方法
3.3.1 スコアシートの作り方
3.3.2 ベンチマークとその記述,評価確定の根拠
第4章 インタビューテストの具体的方法:パート2
4.1 典型的なインタビューの進み方
4.2 ピクチャータスクのねらいと留意点
4.3 ピクチャータスク後のフォローアップクェスチョンのねらいと展開方法
4.4 ロールプレイのねらいと留意点
4.5 ロールプレイ後のフォローアップクェスチョンのねらいと展開方法
第5章 評価とフィードバックの実施方法
5.1 スコアシートから見える生徒のスピーキング力
5.1.1 スピーキング力分析:発話の意味と発話者の意味
5.1.2 訂正のポイントをつかむ:4観点間のトレードオフ
5.1.3 次のステップへの指導:与える課題の調整
5.2 生徒への評価の返し方
5.3 観点別評価への応用
第6章 HOPEに基づく授業での活動づくり
6.1 なぜ活動はとばされてしまうか
6.2 指示文をちょっと工夫するだけで:絵の描写<基礎編>
6.3 写真からストーリーを展開する:絵の描写<発展編>
6.4 さまざまなトピックについてまとまった内容を発表する:マッピング
6.5 相手の話に対応しながら会話を続ける:会話のストラテジー
6.6 One Minute Chat
6.7 立場を決めて話す:簡単なディベート
6.8 知っていることを説明する
6.9 自分で状況を打開してみる:言い訳をする、苦情を言う
6.10 まとめ
第7章 よく聞かれるスピーキングテストについての質問
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