道徳の授業 6年

豊かな自分づくりを支える
道徳の授業 6年
- 押谷 由夫 編
- B5判 152頁
- 2003年8月 発行
- ISBN 978-4-316-80006-6
- 価格 (税込) 2,200円(本体 2,000円+税)
- 読者対象:小学校教師
商品内容
体験を生かした総合単元的道徳学習,地域の人や保護者の協力を得た授業,学級経営を基盤とした授業,多様な指導方法の工夫,『心のノート』の活用など,子どもが「豊かな自分づくり」をしていく支えとなる新しい道徳指導の実際例を多数紹介する。実践の指針となる「ワンポイント・アドバイス」付き。
目次
第1章 豊かな自分づくりの中核となる道徳教育を創ろう
1 これからの教育における道徳教育の重要性/2 豊かな自分づくりのために必要なもの/3 体験による道徳教育の意味するもの/4 豊かな自分づくりのかなめとしての道徳の時間/5 道徳の時間の改善のポイント/6 総合単元的な道徳学習の工夫/7 『心のノート』の活用/8 道徳学習の評価/9 高学年の道徳学習のポイント
第2章 道徳授業の実際
〈学級経営を基盤とした授業〉
みんなの役に立てる「自分」になろう(4-(1)社会的役割と責任)――日常生活とのかかわりと「ハートカード」の活用/本当の親切(2-(2)思いやり・親切)――「心のバロメーター」「心の交流カード」の活用/みんなかけがえのないひとりの人間(4-(3)公正・公平,正義)――資料提示の工夫,『心のノート』の活用
〈多様な指導方法を取り入れた授業〉
夢をあきらめない(1-(2)希望)――魅力的な教材の開発,対話活動の工夫/国境を越えた救出劇 命のリレー(3-(2)生命尊重)――TV番組の教材化,他教科との関連を図った学習
〈体験を生かした総合単元的道徳学習〉
支えられているんだ(2-(5)尊敬・感謝)――事前・事後指導の充実,自己を見つける授業/野口英世の母シカの手紙(2-(5)尊敬・感謝,2-(2) 思いやり・親切)――修学旅行の体験を深める総合単元的道徳学習/二千年も生き続けたハスの実の命にふれて(3-(1)自然愛)――体験活動との関連,実物資料の活用/たてわり班のリーダーとして(4-(1)社会的役割と責任)――体験を踏まえた学習,子どもの感想文を資料化しての授業/ 39年目の伝統を守る(4-(6)愛校心)――総合的な学習との関連を図った道徳学習/「もの」に息づく人の生き方を感じ取る(4-(6)愛校心)――実物資料・イメージマップの活用/体験活動を生かして育てる愛校心(4-(6)愛校心)――総合的な学習・特別活動との関連,ゲストティーチャーの活用
〈地域の人や保護者の協力を得た授業〉
人も自然も(3-(1)自然愛)――身近な自然環境・ゲストティーチャーの活用/いま,生きているわたしを感じよう(3-(2)生命尊重)――ゲストティーチャー・『心のノート』の活用/ふるさとの魅力に迫る(4-(7)郷土愛)――地域素材・ビデオ・ゲストティーチャーの活用
◆ワンポイント・アドバイス(執筆:押谷由夫)
自分を深く見つめることによって課題が見えてくる/親切心は「かかわること」/『心のノート』の積極的活用/連続した主題構成で価値の自覚を深める/感動的な映像資料を活用しよう/偉人をもっと取り上げよう/行事の体験を心に刻む道徳の授業を工夫しよう/実物に触れる感動を/心に響く子どもの感想文の資料化/道徳の時間と総合的な学習の時間の響き合い/日常生活とつなぐ「もの」の活用を/一人の力の大きさを実感させよう/地域の人々との協力体制の確立を/記憶に残る授業を/自分にとってのふるさとの自覚を
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