道徳の授業 3年

豊かな自分づくりを支える
道徳の授業 3年
押谷 由夫 編
- B5判 136頁
- 2003年8月 発行
- ISBN 978-4-316-80003-5
- 価格 (税込) 2,200円(本体 2,000円+税)
- 読者対象:小学校教師
商品内容
体験を生かした総合単元的道徳学習,地域の人や保護者の協力を得た授業,学級経営を基盤とした授業,多様な指導方法の工夫,『心のノート』の活用など,子どもが「豊かな自分づくり」をしていく支えとなる新しい道徳指導の実際例を多数紹介する。実践の指針となる「ワンポイント・アドバイス」付き。
目次
第1章 豊かな自分づくりの中核となる道徳教育を創ろう
1 これからの教育における道徳教育の重要性/2 豊かな自分づくりのために必要なもの/3 体験による道徳教育の意味するもの/4 豊かな自分づくりのかなめとしての道徳の時間/5 道徳の時間の改善のポイント/6 総合単元的な道徳学習の工夫/7 『心のノート』の活用/8 道徳学習の評価/9 中学年の道徳学習のポイント
第2章 道徳授業の実際
〈学級経営を基盤とした授業〉
本当の思いやり(2-(2)思いやり・親切,2-(3)信頼・友情)――教科学習や学級活動との関連を生かして/パワーアップ作戦(1-(3)勤勉・努力)――学級運営との関連を密にした道徳学習/様々な人と共に生きる力を育てる(2-(2)思いやり・親切)――「学級における指導計画」に基づく授業
〈体験を生かした総合単元的道徳学習〉
ボランティアの心を育てる(4-(2)勤労)――総合的な学習の時間との関連を図った道徳学習プログラムの構想/郷土を大切にしようとする心をもとう(4-(5)郷土愛)――「郷土」を軸に構想する総合単元的道徳学習/働くって楽しいんだね!(4-(2)勤労)――ゲストティーチャーを活用した総合単元的道徳学習
〈地域の人や保護者の協力を得た授業〉
伝統を受け継ぐ(4-(5)郷土愛)――祭りを支える人の思いにふれる/地域の人とのかかわりを通して(1-(3)勤勉・努力)――体験活動を生かした道徳の授業/消防士さん,ありがとう(2-(4)尊敬・感謝)――教科学習・体験活動との関連を生かす/ささえる生命,ささえられる生命(3-(2)生命尊重)――家庭・地域と連携を図った総合単元的道徳学習
〈多様な指導方法を取り入れた授業〉
あなたの心が傷ついちゃうから(2-(3)信頼・友情)――役割演技を取り入れた道徳学習/友達っていいな(1-(4)勇気)――役割演技を取り入れた総合単元的道徳学習/助け合って(2-(3)信頼・友情)――表現活動との関連を図った道徳学習/植物って不思議な力を持っているね(3-(1)自然愛)――総合的な学習との関連指導,実物観察を通した道徳学習
◆ワンポイント・アドバイス(執筆:押谷由夫)
子どもたちの道徳的想像力をはぐくもう/自分を高めることへの興味・関心に応えよう/自分のよさに気付き,動きだす/道徳学習の大きな流れをおさえよう/道徳の授業から劇づくりへ/働くことの大切さを繰り返し伝えよう/地域の一員であることの誇りを育てよう/ゲストティーチャーとの親密な連携を/生活を支えてくれている人の話を聞こう/生命尊重の授業を重点的に/心情を吐露することから価値意識を高めよう/役割演技を活用して話し合いを深めよう/これからの体験を素材とした授業の工夫/じっくり,長く観察することによって実感できる自然の生命
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