中心極限定理

シリーズ新しい応用の数学 14
中心極限定理
- 清水良一著
- A5判 256頁
- 1976年7月 発行
- ISBN 978-4-316-37650-9
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商品内容
この定理に関する歴史的研究の足跡をたどる一方、著者積年の研究成果を豊富に盛り込み、古典的な同一分布、分散が存在する最も簡単な場合から始めて、合成績、同一分布でない場合、分散が存在しない場合等に解説を進める。この定理の証明については精密な証明を与えると共に、各種の適用例や発展的な面にも触れ、さらに正規乱数生成への応用例を具体的に説く。
目次
序章 中心極限定理の生い立ち/1章 確率分布と特性関数/2章 分布の収束/3章 合成積/4章 同じ分布に従う独立な確率変数の和の分布/5章 独立な確率変数の和とその分布の極限/6章 中心極限定理の精密化/7章 正規乱数生成への応用