漸近展開

シリーズ新しい応用の数学 12
漸近展開
- 大久保謙二郎/河野實彦著
- A5判 192頁
- 1976年2月 発行
- ISBN 978-4-316-37630-1
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商品内容
本書は、前半において収束・発散級数の意味を考えながら、漸近展開とは何か、何故有用な手法であるのか、どのような場合に有用であるかを例解を入れて比較的厳密に説いたところに大きな特色がある。さらに収束・発散の定義とテイラー展開とを比較しつつ漸近展開の定義を行ない、さらにスターリングの公式の詳細な証明と漸近展開のさまざまな場合を示し、線形微分方程式における漸近展開の詳論へと導く。
目次
1章 漸近展開/2章 漸近展開の例/3章 線形微分方程式における漸近展開論/4章 大域解の構成