万葉びとの四季を歩く

万葉びとの四季を歩く
- 都倉義孝 著
- A5判 カラー口絵4頁 280頁
- 2005年12月 発行
- ISBN 978-4-316-80063-9
- 品切れ
- 読者対象:高校生以上~一般まで
商品内容
ウタを読む。古俗を知る。景物を歩く。――なんだか懐かしい。
引用された俳句や民謡の感性も万葉集に繋がる。――これは驚き。
万葉集の和歌を読み、万葉びとの四季の景物を味わうことで、
今のわたしたちにも万葉的感性の連綿があるのを知る楽しみがあります。
脚注形式で万葉歌鑑賞のポイントを簡潔に、わかりやすく示しました。
これぞ万葉集の心を読みたい人のための読み方。おもしろいです。
著者撮影のカラー口絵と写真が花を添えます。
随所に花紀行(四季の花の名所)とコラム(ボーナス読み物)も掲載。
目次
●春の部
梅/うぐいす/桃/つばき/すみれ/あしび/桜と花見/つつじ
●夏の部
薬猟/藤の花/かきつばた/山吹/ほととぎす/百合/忘れ草/末摘花/夏草
●秋の部
七夕/秋風/あさがおとかおばな/なでしこ/おみなえし/葛/萩/月と月見/すすき/黄葉/韓藍/つるはみ/さねかずら
●冬の部
霜/やまたちばな/雪と雪見/氷/笹の葉/松/新年