島崎藤村詩集

読んでおきたい日本の名作
島崎藤村詩集
- 島崎藤村 著/注=谷口幸代/解説=浅井 清/エッセイ=赤瀬川隼
- 新書判 204頁+口絵2頁
- 2003年12月 発行
- 価格 (税込) 880円(本体 800円+税)
- 読者対象:一般
商品内容
「遂に新しき詩歌の時は来りぬ」――これは藤村が『島崎藤村詩集』の序に記したマニフェストとも言えるものですが、この「遂に」からいろいろな感慨が読み取れるでしょう。『新体詩抄』などの試行を経て、やっと「近代語」からなる詩ができた、あるいは、詩歌といえばそれまで和歌・俳句だったところへ西洋詩形の詩歌を創作できるようになった、あるいは、それら形式に見合って韻文に表現できる内容の形成(熟成)も可能となった、そして、われこそはその先頭を疾駆する驍将である!強烈な自負と達成感がうかがえます。藤村の詩は、まさにそれにふさわしい清新な内容を近代文学にもたらしました。
目次
「若菜集」「一葉舟」「夏草」「落梅集」「合本藤村詩集序」
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