夢酔独言

読んでおきたい日本の名作
夢酔独言
勝小吉
- 勝小吉 著/注・解説=速水博司/エッセイ=尾崎秀樹
- 新書判 216頁+口絵2頁
- 2003年12月 発行
- 価格 (税込) 880円(本体 800円+税)
- 読者対象:一般
商品内容
夢酔とは勝小吉の号ですが、勝小吉は「幕末三舟」の一人、勝海舟の父親です。その回想録である「夢酔独言」を読むと、小吉は「とんでもない親父」のように見えます。漱石『坊ちゃん』の「親譲りの無鉄砲で……」を地でいくような生き様です。まさに「不良」なのですが、別の言い方で江戸っ子の生きのよさともいえるのでしょうか。海舟はこの親父を尊敬していました。おもしろいエピソードに満ち満ちていますが、それは本文を読んでのお楽しみ。幕末期に、こんなに突っ張った生き方をした人がいました。息苦しく生きる現代人の眼には、なんともうらやましい(?)「不良」ぶりです。
目次
「夢酔独言」「氷川清話(抄)」
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