羅生門・鼻・芋粥 ほか

読んでおきたい日本の名作
羅生門・鼻・芋粥 ほか
芥川龍之介Ⅰ
- 芥川龍之介 著/注・解説=浅野洋/エッセイ=北村薫
- 新書判 212頁+口絵2頁
- 2003年7月 発行
- 価格 (税込) 880円(本体 800円+税)
- 読者対象:一般
商品内容
芥川は、漱石に「鼻」を激賞されたことが作家として文壇に地歩を占めるきっかけになりました。若い芥川は日本の古典説話に材をとり、彫心鏤骨の筆で原稿を一字一字埋めていきました。芥川が本書に収めた小説にこめたものは、芸術に邁進していこうとする自我でしょうか、それとも……。芥川は何度か作風を変えましたが、この五作はまだ絶望的な暗闇の中にはなく、説話のおかしみ、人間の行為のペーソスが素直に迫ってきます。
目次
「羅生門」「鼻」「芋粥」「戯作三昧」「地獄変」
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