江戸東京ライブラリー　15 徳川吉宗・国家再建に挑んだ将軍

• 大石学著

• 四六判 200頁
• 2001年3月 発行
• ISBN　978-4-316-35840-6

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• 読者対象：一般

商品内容

経済が長期停滞していた時期に、吉宗の固い意志と強い指導性のもとに断行された享保の改革について、官僚機構の確立・法と公文書の整備など、国家支配のシステム化に関心の重点をおいて、新しい見解を提出。

目次

1 吉宗とはどんな人だったか/2 吉宗時代は社会の転換期だった/3 情報戦の勝利で将軍に/4 政治を深層で変えた享保の改革/5 危機管理システムを強化した/6 勘定所機構はいかに改革されたか/7代官が官僚化していった/8 大いなる改革推進者・大岡忠相/9 法制が整備され徴税が強化された/10 公文書システムが整備された/11 幕府諸役職において公文書はどう管理されたか/12 公文書管理システムの構築が提唱された/13「語り伝え」（記憶）から「記録」へ/14予算制度がはじまった/15 公文書システムはいかに引き継がれたか/おわりに