Educo/2010年2月 臨時増刊号特集「言語活動」
特集「言語活動」
表紙写真
今回の教育課程の改訂では、「言語活動」の重要さが強調されました。そして、「言語に関する能力」は国語科だけでなく、全ての教科で育成することが求められています。
そのため教育出版では、「言語に関する能力」を育むための内容を北原保雄先生にご指導いただき、各教科の新版教科書に育成すべき「国語力」として盛り込みました。
今回発行のエデュコでは、北原保雄先生と各教科の専門の先生方に、「各教科における言語活動」についてお話し合いいただきました。
新時代にふさわしい新鮮な内容をお届けいたします。
注)下段「関連書類」より,全ページをご覧いただけます。
●北原保雄先生プロフィール
1936年生まれ。新潟県出身。
文学博士。元筑波大学学長。
日本語の変遷や現代社会における日本語の実態に注目し,提言を重ねている。文化審議会国語分科会会長として,『これからの時代に求められる「国語力」について』(平成16年)を答申。「国語力」の重要性とそれを身につけるための手立てを提示した。
辞書編纂のほか,主な著書に『日本語文法の焦点』(教育出版),『達人の日本語』(文藝春秋)など。最近では,『問題な日本語』(大修館書店)がベストセラーとなった。日本語の特質や使い方をわかりやすく説く,頼れる日本語の達人である。