教育研究所
№1022「AYA(アヤ)世代!?」
新聞で「AYA世代の悩み」という記事を読んだ。「AYA?」と思ったので,ネットで調べたら「Adolescents and Young Adult」の略で,10代後半から30代(15歳~39歳)の青少年及び若い大人を指すとありました。
競泳の池江璃花子選手のように癌で治療を受けている人たちを「AYA世代」というのだそうです。癌と闘う(治療)時期が,進学,就職,夢の実現,結婚など人生の節目と重なるだけに,「AYA世代」の悩みは尋常なものではない。今は,治療法も進歩したので,どうか,「AYA世代」の皆さん,前向きに頑張ってください。肉親に,現在,癌と闘っている者が3人(昔だったので,薬石効なく黄泉の国へ旅立った者が4人)もいるので,心底からそう思う。
医療の世界はまさに日進月歩で,かつては不治の病と言われた病気が,今は,早期に発見して治療をすれば,完治できるというものが少なくない。
ノーベル賞を見ても,2012年の中山伸弥教授のiPS細胞,2018年の本庶佑教授の免疫抑制蛋白質などは,実用化が着実に進んでいる。
医学や化学・科学の研究や成果の実用化が進み,子供・若者をはじめ全ての人の生甲斐と夢を,本人の意欲と努力で求められる世の中にしてほしいものである。(H&M)
(2019年7月24日)