教育研究所
№1027「21秒にひとり」
unicefのパンフレットに「いま,この瞬間にも。救える命が,たくさんあります。21秒にひとり。日本なら治療できる病気で,幼い子どもが命を落としています。」というショッキングなことが書いてあり,気の毒で,悲しくて,やるせない気持ちになった。
世界では,治療も予防も可能な「肺炎」「下痢」「マラリア」で,年間150万人以上もの幼い子どもの命が奪われているそうです。そして,これら3つの病気に脅かされている子供たちを守る方法として3つの提案をしています。
<★肺炎>早期治療とワクチンで救えます。★<下痢>治療とともに安全な水の確保で救えます。★<マラリア>蚊が媒介するマラリアは,抗マラリア薬と防虫処理済みの蚊帳で撃退することができます。
防げる病気によって命を奪われる子どもたちの多くは,医療サービスから拒絶された貧しい環境で生きています。
そこで,このような子どもを病気から守るには,「ユニセフ募金」(註:詳しくは,「ユニセフ」検索)などに協力して,支援することが必要です。公益財団法人 毎日新聞東京社会福祉事業団でも,現金や書き損じはがき&未使用切手の寄付を受け付けています。
ちなみに,年金暮らしでつましく生活しているHさんは,毎日帰宅後に,小銭入れの中の1円,5円,10円硬貨を貯金箱に入れておき,年末に寄付することを長年続けているそうです。(H&M)
(2019年7月31日)